少年の家族は、ヒーローによって殺された。
ゆえに少年は、ヒーローを憎んだ。
憎んで憎んで憎んで、それでも悪には染まらなかった。
少年の父はヒーローに憧れていた。
でも、ヒーローにはなれなかった。
だけど、心はヒーローだった。
ヒーローマニアとからかわれ、それでもいつでもニコニコ笑っていた。
そんな父を見て育った少年は、温厚で優しく育った。
事件は、少年が12歳の誕生日に起きた。
少年のプレゼントを買いに行った両親と妹は、ヒーローが壊した建物に巻き込まれて亡くなった。
大富豪の家から親なしの子どもに変わった瞬間だった。
その少年の名前はセロ。
メロディを聴いたモノは、その能力に目覚める。
セロもまた分解・融合・能力の変更が出来る螺子のメロディを聴いている。
この物語は、セロと専属メイドのオトネのちょっと不思議な物語。
01 旋律のメロディ
02 破壊のメロディ
03 硬化のメロディ
04 悪夢のメロディ
05 奇跡のメロディ
07 響け僕のメロディ
08 楽しいメロディ
09 終焉のメロディ
10 流れるメロディ
11 エンドロールメロディ
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