貴方を癒すのは私
私を癒してくれるのは、誰?
悪役令嬢 × 異能 × 西洋風ロマンスファンタジー ここに開幕!
ミカエラ・ラングヒル伯爵令嬢は王太子アイゼル・イグムハットの婚約者であり、『愛する人を守る』という異能を持っていた。王太子が刃に倒れようと、毒を盛られようと、ミカエラが被害を体に移して身代わりとなる。ミカエラには高い治癒能力が備わっているため死ぬことはない。だが、治癒能力に痛みの軽減は含まれていないため、ミカエラは常に壮絶な痛みを受けて苦しむ。王太子アイゼルは常に狙われ、ミカエラは常に体へのダメージを受けている。王妃教育も厳しく、彼女の気が休まる暇はない。
なのに王太子アイゼルは、ミカエラに冷たい。
王宮に住み王妃教育を受けているミカエラは、実家との縁も薄く、逃げ場はない。
ミカエラには、何も無かった。身を守る手段も、逃げ場も、縋るべき愛すらも。
異能に気付かれ始め、王太子を排除したいなら先に殺すべきなのは婚約者だと、狙われ始めるミカエラ。
しかも命をかけて王太子を守っているミカエラに浴びせられる言葉は、
可愛げが無い、不気味、無能。そして悪役令嬢。
婚約者である王太子を愛しているのか。それすら分からなくなるミカエラ。
一方。
王太子はミカエラを愛していた。
そして、解放してあげたいとも思っていた。
苦行から愛する人を解放してあげたいと思いながらも、愛ゆえに手放せずに苦しむ王太子。
王太子は思う。
この純情をキミだけに捧げることができるなら、私は悪魔にでも魂を売るというのに……。
空回りする王太子の想い。
ミカエラ自身や異能を狙って、彼女に迫ってくる男たち。
王子アイゼルとミカエラの気持ちはすれ違うが、異能は止まらない。
悪役令嬢の愛と異能を巡る西洋風ロマンスファンタジーを、どうぞご堪能下さい。
※ピッコマに応募したものですが、胸糞展開こじらせて途中で止まっております
- 1.苦しみ
- 更新日:2023年06月27日
- 2.ミカエラ
- 更新日:2023年06月27日
- 3.優しい思い出
- 更新日:2023年06月27日
- 4.伯爵家
- 更新日:2023年06月27日
- 5.神官
- 更新日:2023年06月27日
- 6.王太子
- 更新日:2023年06月27日
- 7.襲撃
- 更新日:2023年06月27日
- 8.異能
- 更新日:2023年06月27日
- 9.第二王子
- 更新日:2023年06月27日
- 10.レクター・ニールセン
- 更新日:2023年06月27日
- 11.イエガー・ポワゾン
- 更新日:2023年06月27日
- 12.傷
- 更新日:2023年06月27日
- 13.花咲く庭
- 更新日:2023年06月27日
- 14.それは呪いではなく加護
- 更新日:2023年06月27日
- 15.お茶会
- 更新日:2023年06月27日
- 16.王太子の贈り物
- 更新日:2023年06月27日
- 17.陰謀
- 更新日:2023年06月27日
- 18.舞踏会
- 更新日:2023年06月27日
- 19.誘拐
- 更新日:2023年06月27日
- 20.すれ違い
- 更新日:2023年06月27日
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