エンドロールをもう一度
高校三年、最後の文化祭。文化祭実行委員の槻柳勘直(きりゅう かんち)は、幼馴染の各務陽介(かがみ みょうすけ)から劇の主役になりたいことを聞かされる。
ずっと家族みたいに過ごしてきて、その人となりも知っている陽介が、敢えて主役をやりたがったのはどうしてなのだろう。そこにある思いを、勘直はまだ知らないでいる。
時を同じくして、二人のクラスメイトである万丈北斗(ばんじょう ほくと)、氷室真弘(ひむろ まひろ)もまた、それぞれの思いの中である決意を固めていた。
変わりたい、前へ進みたい。それぞれの思いの中、少しずつ四人の「今」は変わっていく。
目次
- 零、霧の中 槻柳勘直
- 更新日:2021年01月14日
- 一、夜の底 万丈北斗
- 更新日:2021年01月14日
- ニ、夢の続き 氷室真弘
- 更新日:2021年01月17日
- 三、空の果て 各務陽介
- 更新日:2021年01月21日
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