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30代後半、異世界へ行く──
えぇ、そりゃもう! ワックワクの異世界ですよ?
えぇ……
もうちょっと若けりゃね。
最近、体力落ちてるし、
近頃、腹もちょっと…
あ、でも精力だけはあるよ?
人一倍な! いや二倍?
っていうか、
異世界行ってどうするのよ?
俺、家でゴロゴロしてる方が好きなんだけど…
だから、言ってやったさ。
「異世界行くなら何を持っていく?」
「DVD(エロ)」
だって、異世界ってそんなに夢ないよね?
多分楽しいのって2、3日くらいじゃね?
せめて20代なら、もっとこぅ…ウッハウハのハーレム作ってやるぜ~とか考えるけど、30代後半にもなるとね…現実的なのですよ。
0クル
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ある日、神の手違いによる不幸な事故で、幼馴染の新庄ナナミと共に命を落とした猛(タケル)。
二人は、お詫びとして特別な能力を得て異世界に転生することになる。
……だが、その特別な力を考えるために与えられたのは、極わずかな時間だった。
「RPGの世界を心に浮かべて、その世界で役立ちそうな力を思い浮かべるんだ!!」
「え? あ、RPG?! え、え? えええ?!」
その際、ゲームの勇者の能力を望みながら猛はそう叫ぶが、彼は気づかない。
自身の幼馴染は、常識で測れる存在ではなかったことを。
これは無茶苦茶で、天然で、常識知らずで──最高に可愛い幼馴染と転生することになった勇者の物語である。3クル
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1897年、アメリカ合衆国アリゾナ準州
凄腕ガンマンの保安官ガルムと、
陽気な無法者のビリィの……二人、
──彼らは転移した。
剣と魔法の世界。
ファンタジーの国へと──。
※ ※
西部劇を知っているか?
そう、あれです。
アメリカの乾燥しきった荒野で無法者《アウトロー》や保安官《シェリフ》が向かい合って、指をワキワキしながら拳銃《リボルバー》を今か今かと抜き出すタイミングを図っている。
二人の間をコロコロコローとタンブルウィード(よく西部劇で転がってる草の塊のこと)が転がって行き、遠くの教会で鐘が鳴る────。
パァァン! ……と響き渡るのは拳銃のそれ。
一発しか響かない銃声の後、無法者と保安官がビクリと体を震わせると、
片方が───ドサリと倒れる。
ドクドクと流れる血が荒野に染み渡り……それをかき消す様に夕日が色濃く二人を照らす───。
生き残った一人は、硝煙棚引く銃口に息を「フッ」と、ひと吹きし──クルリと手の中で回転させてホルスターに納める。
そうして、踵を返すと待っていた馬に跨りカッポカッポと荒野を夕日に向かって去っていく。
その姿を隠れて見ていた少女が叫ぶ──。
「______!!」
罵倒か、感謝か………。
西部の地は弱肉強食。
銃と血が掟のハードボイルドな世界──。
命の値段が弾丸より軽い世界を生きる彼らは、剣と魔法の世界で何を成すのか。
その生き様を心に刻め────!
1クル
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人類と魔族が激しく争う世界にて、
戦場の重要拠点、塔のようにそびえる監視点にひとりにダークエルフの少女が訪れる。
任務は監視の補助として。前任者が病気となったため急遽の代役らしい。
険しい崖を登り、ようやくたどり着いた監視点には、無口な一人の人間と、ドワーフの上官がいた。
すわ! 敵か! と反応するも、どうやら監視点の先輩らしい。人間が魔族に味方する理由は不明だが、聞けば異世界から来た異邦人らしい……。なんでも、特殊なスキルを所持しており、こうした補給困難な場所での活躍を期待されての抜擢とのこと。
男の名バンジョー。スキルは「レーション召喚」通称:れーしょうかん!
一日に一回、異世界の軍用糧秣を召喚できる能力で、この能力さえあればとりあえず食料には困らないとのこと──。
そして、少女の任務は水の補給。精霊召喚士としての「水の精霊による補給」能力だけを期待されての抜擢だったのだ。
その日から始まる退屈極まりない任務。楽しみは日に一度召喚されるレーションのみ。
しかし、ランダムで召喚されるレーションには当たり外れも多く、米軍「MRE」が召喚された日のテンションはがた落ちなのだという。
少女は慣れない味ながらも、故郷の粗食に比べればかなりマシだと思ってこの生活を段々気に入り始める。
そして、先輩のうんざり顔を尻目にレーションの食レポを始めるのだった。
ただひたすら高地から監視する任務の傍ら、少女たちの異世界レーション食レポが始まる。
そして、ひたすら終戦まで、ちょっとしたイベント(人間側特殊部隊や、魔王軍の正式レーションの食レポなどをこなしつつ)を挟みながら、来る日も来る日もレーションを食べ続ける少女たちを描く……。0クル
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「───はー……なーんで俺、異世界に来てまで先生やってるんだろう?」
異世界に召喚されし中年教師。
密林の湿気を帯びて、じっとりと湿った教員用の教科書片手に、今日も教える社会科授業…
生徒は約30人のクソガキども。
エルフ、
ドワーフ、
ホビット、
その他多数の種々様々な───子供達
やかましいガキどもに囲まれて今日も今日とて教える社会科
昨日は、地理
今日は、歴史
明日は、公民
ベトナム戦争から中越戦争、
宗教、政治に、日本アルプス、シロッコと……なんでもござれの社会科授業
だけどね、ここ異世界ですやん?
地球の社会科って意味あるの?
あーめんどくさい、
ガキは嫌いだー! などとブチブチ言いながら歩く彼は、異世界歴はまだ数か月目のペーペーである。
どうして、いかにも日本人の彼がこの森の中にいるのか。
その辺は追々後述していこうと思う。
それよりも、
「はい、エルシル君廊下に立ってなさい!!」
「ファ〇ク! クソ教師が───!」
異世界で社会科をひたすら教えて、ひたすらツッコミを受ける異色の異世界ファンタジー!
魔王?
勇者?
知らんよ…
それよりも聞きたまいよ、
「中越戦争というものがあってだね───……
異世界で社会科の授業をしつつ異世界ちびっ子集団を地球の文明化に導いていく
その過程で畑を作ったり、村を興したり、街と同盟したり、建国したり。
異世界で一から村おこしをしていく中年教師の物語。
最終的に、元教え子たちを対決したり合流したりで、世界と対立することになるが、マイペースに生きていく中年教師の斎藤。
魔王だの魔族だの、人類だの、そんなことの血塗られた歴史は中学の社会の教科書にしっかりとかかれとるわい!! と上から目線で、指導し、平和な世界へと導いていく。
結局、斎藤は帰らず、異世界で世話を見たり見てくれた子供たちと暮らしていくことを決意し、元の世界のけじめとして、教え子たちを帰還させることに尽力する。0クル
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宇宙艦隊と交信できました~無能スキル【通話】が進化したら規格外だった件~
故郷を魔物に奪われ、ただ一人生き残ったカール・オルドビスは、【通信】という平凡なスキルを授かった。
しかし、このスキル──ただ長距離通信ができるだけの代物で、一般に通信魔道具が普及した今となっては雑魚カススキル扱いでしかなかった。
ただし……!
なんと、このスキル───ただの長距離通信ができるだけのスキルではなかったらしい。
仲間に騙され、無情にも単身でダンジョン奥地に捨てられた時、
その【通信】スキルが真価を発揮する──────!0クル
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ダークエルフの少女、エミリア・ルイジアナは【死霊術士(ネクロマンサー)】だ。
彼女は、人類至上主義を掲げる『帝国』の魔族殲滅戦争のさなかに敗北し、帝国の勇者に捕縛される。
だが、ダークエルフに目を付けた勇者たちによって、戦利品として扱われることになる。
しかし、彼女に飽きた勇者は、あっさりとエミリアを見限ってしまった。
そして、
勇者、賢者、神官、騎士から、死霊術に必要な『アンデッド』の呪印をズタズタに引き裂かれたあげく、信じていた仲間にも裏切られ、家族をも惨殺されてしまうエミリア。
彼女は、全てを失い絶望の淵に叩き落とされる。
ゴミ以下に落ちぶれたエミリアであったが、裏切り者への粛清と勇者たちへの復讐だけを糧に、最後の力を振り絞り、再び立ち上がった。
これはどん底に落ち、
魔族最後の一人となった少女が全てを蹂躙しつくすまでの物語。
弄び、蔑み、捨てられたダークエルフの少女は何者になったのか。
彼女を足蹴にした者たちが、何を生み出したのか───。
「その時」が来るまで、誰も知らない……。
※注※
序盤、胸糞展開!!!
だけど、その後はヤバいくらい爽快ッッッ!!!0クル
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10歳でうける『属性』診断の日。
孤児院で育った、冒険者を夢見る少年──ライトは、1000人に1人の確立で出るというレア属性【光】を授かった。
しかし、レアではあるが光属性は『ハズレ属性』と呼ばれていた。
……なぜなら、光属性で覚える光魔法には攻撃力が一切なかったのだ!
──やがて、念願の冒険者となったライトは、「寄生専門」「歩く松明」と馬鹿にされながらも、光魔法を極限にまで鍛えていた。
そして、
カンスト間近の【光】属性Lv9に達した時──。鍛錬の末、膨大な魔力をもっていたライトのもとに幼馴染のサーヤが現れて、難易度AAAダンジョンへの同行を申し入れたのだった……。
それが、ライトにとって最悪の探検行になると知ったのは後の話……。
※ ※ ※ ※ ※ ※
基本、叫びます
むっちゃ叫びます
※ 11〜12話で展開ぶっとんでいきます ※0クル
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ゴミスキルにクレームつけたら、スキルの女神様に「一昨日(おととい)来やがれッ!」とキレられたんだけど! かわりに、スキル『一昨日に行く』が使えるようになりました。
『スキル』が2つ貰える世界にて──。
パッとしないスキルを所持していた【盗賊(シーフ)】のレイル。
彼は成人の日に貰える、二つ目のスキルに期待していた。
それというのも、生まれつきの貧弱なスキルのせいで、お情けでしかパーティを組んでもらえず、万年Dランクの冒険者のまま。
だが、そんなレイルも成人の日の「スキル授与式」で、新しいスキルを貰えば何かが変わると期待していたが────……。
『──レイル・アドバンスに『手料理』のスキルを授けましょう』
「……て、『手料理』?! ほ、他のモノで、おなしゃーす!」
微妙過ぎるスキルにクレームをつけると、女神様が大激怒。
『……ざっけんなクソガキぃぃいい!! テメェにやるスキルはねぇ────!』
一昨日(おととい)来やがれッ!!
前代未聞の女神ブチ切れ事件を起こしたレイルは、全冒険者から嫌われることに。
……しかし、スキルは貰えなかったわけではなかった!!
女神のミスか、
それとも必然か…………。
スキル『一昨日に行く』
ステータス画面に踊るそのスキルを見たとき、レイルの人生が大きく動き出す。
────これは、何一つ手に入れられなかった冒険者の青年が、
スキル『一昨日にいく』を使うことで機転と工夫を凝らして最強に成りあがる物語……。
ジャンル別ハイファンタジー5位 2/8
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※ 短いあらすじ ※
我が家の『犬小屋』がダンジョンになりました…………。
※ 長いあらすじ ※
21世紀前半。
未曽有の大災害が発生した。
突如、世界中に出現した巨大な建造物に大穴。
のちにダンジョンと呼ばれることになるそれらに、地表と人々が取り込まれてしまったのだ。
混乱の渦に巻き込まれた世界は、
多数の行方不明者をだしたその厄災に対し、軍隊を派遣することを決定。
それぞれの国•地域で、捜索と調査を兼ねて重装備の大部隊が送り込まれたのだが、その内部で脅威の生物に遭遇……。
そして、全滅した────。
……それから10数年後。
ダンジョンの発生は沈静化したものの、未だ各地にそれは存在し続けていた。
破壊不能。撤去不能。
内部には無数の資源を秘めたフロンティア───。
それがダンジョンだ……。
そして、そんなダンジョンが、またひとつ──。
日本。
都内の一軒家に出現したのだった。
奥行き不明、内部不明、
入口…………………。
高さ45cm、幅35cm、
木製、築数年──表札には『ポンタ』の文字……。
獣臭のする、正体不明の新ダンジョン──。
──そう。
それはどうみても、犬小屋。
横から見ても犬小屋。縦から見ても犬小屋。
なんということでしょう。
愛犬ポンタの家がダンジョン化したんですけどぉ……。
以来、ポンタは毎夜毎晩、犬小屋から巨大なモンスターやアイテムを咥えてくる。
……それは、どうみてもドラゴンにオーガ。
……そして、どうみてもオリハルコンにミスリル。
犬しか入れぬダンジョンが、世界を震撼させていく──。
「ポンタ! それ、クラーケーーーーーン」
『わんわんお♪』0クル
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