そんじょそこらの使わしめ ~斜陽の町と夜明けの金烏~ (外部サイトで読む

犬冠 雲映子

 世の中では人知れず、人類からしたら得体のしれない人智を超えた存在(精霊・妖怪・神など あるいは宇宙人)──総じて人ならざる者がいた。
 そして互いに世界がある。人界と異界があり、それぞれ互いに同じ空間いながら異なる空間にいる。人間が人ならざる者に遭うのはお互いの世界が重なった時だ────

 日本にある埼玉県の山間部、辺境の田舎町・越久夜町(おくやまち)。その町で主に仕える人ならざる者である童子の姿をした式神、姿の通り童子式神と彼女(?)にちょっかいを出しにくる巫女の姿をした不可思議な式神、巫女式神。
 童子式神は町のハズレにある荒れ野・蛇崩(じゃほう)に向かい、式神でいるうちに自らが何者だったのか記憶があやふやになっているのを自覚する。
 巫女式神と行動する内にやがて自らが分霊(神さま)ではないかと疑いだすのだった。
 ある日、地主神が祀られる神社に鎮められていた怨霊であった鬼神が目覚め、変哲もない片田舎の越久夜町では何かが変わり始めていた。
 彼女たちの過ごす異界と人界は壊れ始め、やがて一つの結末に収束していく──。



 過去(2016年〜)に漫画にしようとして挫折してしまったストーリーを小説にしました。
 既に投稿している漫画の下書き版とストーリー展開は全く一緒ですが、小説として読めるように文章を多少改善し、加筆修正しています。
 完結できるよう頑張ります。よろしくお願いいたします。
主人公たちは人外ですが、一応はガールズラブかな、と思っています。
※水曜日、土曜日の週2投稿にしました。

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