死神が魂を奪いにやってきてから毎日が波乱万丈です (外部サイトで読む

どらねこ

春風 湊(はるかぜ みなと)、十七歳。
ごく普通の高校生である俺が帰宅すると、家の中で美少女が泣いていた。

「あなたの魂を奪いに現世に来たんですけど、魂が強すぎてとれないんです……っ」

え、なにそれ聞いてないんですけど!? 
というか今これどういう状況!? 

「魂を奪うのに失敗して、行くあてが無くなってしまって……」

よくわからないけど大変らしい。
この子かわいいし、外に追い出すのは気が引けるなぁ……そうだ! 

「もしよかったら、俺の家に住めば?」
「え、いいんですか……?」

尋ねる彼女にコクンと頷く。
だから、何が言いたいかというとつまり――俺、死神と同居することになりました。

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