異世界工業化の開拓記:異世界転移した機電系技術者は魔法系システムを構築できるか (外部サイトで読む

春宮咲

 会社から指示で山奥の設備の点検のために軽トラで移動していた青年 深井 技治郎は突如、異世界へと召喚されてしまう。
 気が付くと森の中の焼けた小屋の中で軽トラの運転席に座り、助手席には本の内容が切り替わる魔導書が置かれていた。魔導書から知識を得て、技術者としてモノづくりの本領を発揮する。

 軽トラで森の中を進んでいると、他国から追われる貴族の少女、ルースと出会い、ルースを隣の都市に逃がすために行動を共にする。
 ルースと一緒に戦火から逃れるためにニーテツに避難するが、ニーテツもすぐに戦火に巻き込まれ、一緒に戦火を逃れるために、誰も奥地まで到達していない「未踏の森」へ逃げることを決断する。
 ルースからは町を取り戻すために現代の知識や技術で協力して欲しい頼まれるが、そこはなにもない未踏の森。現代の知識や技術を生かそうにも基礎工業がなにもない。ギジロウの持つ知識を生かすには人類の積み重ねた長い工業の歴史を一気に自力で進める必要がある! まずは鉄づくりから始めて、最後に目指すは複雑なシステム!
 ルースの願いを叶えるため、ギジロウは森を開拓し、仲間を増やして反撃の準備を整えていく。

 ギジロウ達が懸命に森を開拓しているなか世界中で急速に文明が進展し、世界は農民から為政者まで様々な利害が交差し思惑や陰謀を巡らせ複雑に絡まっていく。ルースの願いをかなえて助けた先に平和な世界は来るのだろうか。そんなことを考えながらギジロウは毎日開拓を進めていく。

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