君の名前はククト
「ぜひ、この名前を採用してくれ、雪 、このネーミングが私は大好きだ、だ って
考えてごらん、雪、ククワカレーから くくとだぞ・・・・・・」
雪は笑顔でいる東を説得することはも はや不可能だと感じた。
なぜならば、昔から一回言い出したら 聞かない人だったからだ。
雪はあきらめて、笑っていった。
「もーしょうがないな、パパは、じゃ あ今日から君の名前はククトだね。よ ろし
くねククト」
とククトの頭をなでながらやさしく言 った。
ククトが「ワン、ワン、ワン」と笑顔 で元気に答えた。