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軍資金

ゆうは言う。

「さてと、カウカウさん、これだけあれば足りるかな」

カウカウさんは、お金お見て驚きを隠せなかった。

手にとって見ると、自分がだめになると思ったが、ゆうがくれ

るお金なので、何とか自制心を保てた。

カウカウさんは言う。

「いやー、ゆうくん、ちょっとと前までは、本当にお金がほしい

と思っていたけれど、実際手にとって見ると、自分がだめになり

そうだよ。」

ゆうはその気持ちが痛いほどわかっていた。

だから宝くじがあたったときは、本当に大金を寄付しようと思っ

0たのだ。

その思いは今でもなくしていなかった。

もっとも、パンダ君は違う考えをもっているようだ

が・・・・・・。

ゆうはため息をしてから言う。

「そうだね、カウカウさん、みんな大体大金がほしいと思ってい

るけど、使い方を誤るとさ、自分がだめになるだろうね。

私は、このお金をとりあえず、貧しい方や困っている惑星に寄付

するつもりだよ」

「なるほどね」とカウカウさんは言った。

「うん、いかにもやさしいゆう君らしいね。

君はいつも大切なときはさ、判断を誤らないね。 すごい

な・・・・・・」

ゆうは笑顔で言った。

「ありがとう、カウカウさん、だからね、カウカウさんにこの

お金を使ってほしいんだ、いいかい」

「うん」といった、カウカウさんには、もう迷い花に買った。

カウカウさんは言う。

「ありがとう、ゆう君、このお金は大切に使わせてもらうね。」

そんな会話を聞いていたパンダ君は言う。

「うむ、後は三人で、どこの惑星に行くか決めなきゃね、楽しみ

だなー。」

三人は今日もらってきたパンフレットを見ながら4時間ほど話した


が、魅力的な惑星は多く、なかなか決まらなかった。


ゆうは、コンビニに買出しを言ってくるといった。

「ちょっとさ、休憩しようよ・・・・・・、コンビニに買出しを

言ってくるけど、何かほしいものはあるかね、二人と

も・・・・・・」

二人墓おお見合わせていった。

「じゃあ、タバコとなんかお菓子を買ってきて。

あ、僕は、それにジュースもほしいな・・・・・・」

ゆうはわかった、と言って近くにあるコンビニに買出しに行った。

ゆうが、コンビニの前でタバコに火をつけようとしていると、

前から、真由美が歩いてきた。

「あ、どうも」

ゆうは明らかに動揺した。手からタバコが落ちる。

ゆう

(あ、ど、どうも、えーと、あの、先ほどはありがとうございます••••••)

真由美はゆうのそんな姿を見て笑った。

(く、ふ、ふ、ふ、あー、ゆうさんて面白い方ですね、ちょっと安心しちゃった••••••)

ゆうは恥ずかしさで顔を赤らめた。

ゆう

(い、いゃーぐうぜんですね、今仕事の帰りですか••••••)

真由美は笑いながら言う

(そうなんですよ、先程仕事が終わりました。今マンションに帰るところです。

ゆうさんはこんな夜中になに、してんですか••••••)

ゆうは落ちたタバコを拾おうとしたが、真由美がタバコを拾ってくれた。

真由美

(はいっ••••••)

ゆう

(あ、どうも)

ゆうは真由美からタバコをもらうと大きく吸った。

(ふー••••••、あ、あの2人に買い物をしてきてくれって言われちゃつて••••••)

本当は気分転換をしに夜風に当たりに来たのだが、ゆうは思わずウソを言った。

真由美は(ふーん)と言って答える。

真由美

(あの2人って、あの2人ですね、しかし、ゆうさんて優しいんですね。こんな時間に買い物に

行ってあげるなんて••••••)

と真由美はいって、ポケットからポカポカパウダーの貴重な袋を取り出して、ゆうに渡す。

ゆうは渡されたものが何か分からなかった。

ゆう

(え、こ、これ、なに••••••)

真由美はゆうに説明する。

(ゆうさん、今日は寒いじゃないですか、それはね、惑星ジヤグという星にしか売ってない、

ポカポカパウダーていう、袋を切って、中の粉をかけるとたちまち体が暖まるていう特産品

なんですよ••••••)

ゆうは驚いて返そうとした。

(あ、いや、俺は大丈夫だから、そんな便利なものなら君、使いなよ、今日は寒いしさ••••)

だが、真由美は受け取らずに言う。

(あ、大丈夫、大丈夫、私は沢山持っているから••••••)

と真由美は言ったが、3個しか持っていなかった。真由美はゆうがいい人だとしり、寒いし

なぜか、ほっとけなくて使って欲しいと思ったのだ。

ゆう

(え、で、でもさ、この品かなり貴重なものじゃない、だって、凄い高そうな袋だょ•••••)

真由美は(そーですよ)と笑っていった。

真由美

(ゆうさん、これ、いくらかわかりますか••••••)

と、したを、チヨコット出して言った。

ゆうはドキドキしながら言う。

(んーそうだなー、んー、いゃ、分かんない、これ、高いでしょう••••••)

真由美は笑っていった。

(んーそうですねー、高いですよ、これ、一袋で5000円はしますしね••••••)

ゆうは驚いた。

(5、5000円、•••••、いゃ、いくらなんでもこんな貴重なものは貰えないよ••••••)

とゆうは困った顔をして真由美に言った。

だが、真由美言う。

(ゆうさん、本当に大丈夫なんですよ••••••私ね、こういう品物を結構もらうんですょ、

だって、ほら、私、旅行が会社に勤めているから••••••)

真由美は確かに友達が旅行に行くと、おみやげにこういうものを貰っていた。

この、ポカポカパウダーも真由美の友達がおみやげにくれた物だった。

ただし、貴重な品物であったし、まず、この星ではめったにおめにかかれない品物だった。

真由美

(それにゆうさん••••••)

ゆう

(はい••••••)

真由美

(ゆうさんはこれから私の会社で宇宙旅行に行くんでしょう••••••)

ゆう

(あ、行きます••••••)

真由美

(じやぁ、そのお礼です、ただし、会社の皆には内緒ですよ••••••)

ゆうはその言葉を聞いて心にとどめを刺された。

ゆうは真由美の事を完全に好きになってしまった。

ゆうは顔を赤らめて言う、しかし、暗くて真由美には分からなかった。

ゆう

(あ、ありがとう、これ、大切につかわせてもらうね••••••)

ゆうの真由美が好きだな、という気持ちが届いたのか、優を見た真由美はいきなりドッキリと

した

思わずゆうの顔をみることができずに、下を見いて(あ、はいっ)と言った。

私が思うにゆうの血液中のテストステロンがマックスになり、その効果を受けた真由美が、

科学的な反応をして思わず(ドッキン)としたに違いない、あ、すいません、読者の方々、

いらん説明をしてしまいました。エヘ。

とにかく2人は気まずい雰囲気になった。

寒い風が吹く。

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