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「ちょっと返事が速すぎない？」
「だって、料理できないし……」
「彼女ができた時、お弁当作ってあげると喜んでくれると思うよー」
「どうせ作るのなら
お弁当を作ってくれる彼女を作る」
「また、そんな事を言ってー」
「今まで、瞳が作ってくれてたじゃん。
それでよくない？」
「別にいいんだけどさー
お弁当を作るようになったら少しでも早起き出来るようになるかなと思ってさー」
「たぶん、変わらないと思う…」
「えー
責任感とか生まれない？」
「うん、生まれない」
「はぁー
じゃ、いいよ。
私が、お弁当作るよ…
お弁当無しの日とか出来たら辛いもん」
瞳の目がとても悲しそうだった。
