第七話💓久々のお泊まり
あの後、実家で夕飯を食べてから
自分の家に帰って来た。
母さんの料理は美味しい。
僕も風夜に毎日作ってあげたいな……
帰り際、玄関まで
見送りに来た母さんが
今度、
その言葉に苦笑して
曖昧な返事だけを返した。
*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*
やっと、風夜が帰って来る。
何時もの場所で待ち合わせをした。
二ヶ月ぶりに恋人に会えるのは
本当に嬉しい。
『春弥‼』
名前を呼びながら
走ってくる風夜を見つけて
自然と頬が緩む。
僕はあえてゆっくり歩いて近づいた。
『おかえり』
『ただいまです』
風夜の家について
玄関を閉めたのを確認すると
乱暴に唇を奪われた(笑)
『ふぅ~ん……はぁはぁ、
いきなりキスしないでおくれよ』
不意討ちのキスは吃驚する。
『すみません、
二ヶ月も会えなかったので
我慢がききませんでした』
【本当は今すぐ抱きたいんですよ?】
と言われて嬉しかった//////
『吃驚しただけで
嫌だとは思っていないよ』
母さんには理解してもらえたけど
心身共に疲れているから
早く抱いて欲しい/////
『よかったです(๑^ ^๑)
中に入りましょうか』
今日は久々のお泊まりだ。
『そうだね。
まずは着替えよう』
外から帰って来たままの
格好じゃ疲れるからね。
洗面所で着替えと
手洗いうがいをしてリビングに入った。
『春弥……』
僕は風夜にソファーへ押し倒された。
『此処でするのかい?』
ソファーじゃちょっと狭い気が……
『駄目ですか?
もう限界なんですよ(苦笑)』
気持ちはわかるけど。
『しょうがないなぁ。
でも二回目からはベッドがいいからね?』
どうせ、一回じゃ
終われないのはわかりきっている。
『えぇ、いいですよ(๑^ ^๑)』
ヤバい……
気持ち良すぎる。
『ぁっ、ぁっ……ぁぁ~ん♡♡』
ソファーが狭いとかは
一瞬にして頭から飛んでいて
風夜から与えられる快感に身を委ねた。
抱かれながら改めて思ったことは
風夜以外に抱かれたくないし
僕以外の人を抱いて欲しくないということ。
二回目以降は僕の要望通り
ベッドでシたわけだけど
お互いに中々、熱が収まらなかった。
次に目が覚めると
隣に風夜が眠っていて安心した。
鈍痛の残る腰を押さえつつ
ベッドを抜け出して
朝食の準備のためにキッチンに向かった。
風夜が起きたら、色々な話をしよう。
母さんが会いたがってることも
見合いで相手との間に
会話が全く、生まれなかったことも。
そんなことを考えながら料理を始めた。