272章 ソラのお願い
仕事は順調に進み、最後の場所にやってきた。
ソラの能力もあって、3日間で仕事は終了しようとしていた。1週間くらいはかかると思っていただけに、かなりのハイペースといえる。
アカネが洗浄魔法をかける前に、ソラから声をかけられた。
「アカネさん、テオス様を呼びたいです」
「テオスさんの体は問題ないですか?」
「たくさんの睡眠をとっていたので、ちょっとくらいならいけると思います」
「わかりました。テオスさんを呼んでください」
ソラは深々と頭を下げる。
「ありがとうございます。テオス様を呼んできます」
ソラは瞬間移動の能力で、テオスのところに向かった。