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04 冒険者ギルドへの加入と科学製品の製造

 また半月経ったある日、俺は冒険者ギルドへ加入することにした。
 ちなみに、この半月の間に、前と同じくらいの魔人を1人倒した。


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 これが冒険者ギルドか。王都にあるギルドだからかな?大きいな。
 とりあえず中に入ろう。

 人がいっぱいいる。5、60人くらいいるかな?とりあえず、カウンターに行こう。

「あの、ギルドに加入したいのですけれど。」

「ギルドへの加入ですね。ではこの申請書に記入をお願いします。」

 この、申請書には……、名前と加護やスキル、魔法が使える場合は使える魔法を書けばいいのか。
 闇魔法は魔人や魔族と契約せずに使える人は初めてだろうから、隠した方がいいだろう。

 これでよし。貴族であることはバレても問題ないだろう。強くなるために、冒険者になった貴族もいたから。

「これでお願いします。」

「わかりました。え。あなたは王族ですか。」

「いや、違いますよ。1等貴族の方です。」

「それでもすごいじゃないですか。もしかして、強くなるために冒険者になりにきました?」

「はい。そうです。」

 本当は、魔物倒しまくっていて、〈収納〉を使えるようになってから、魔石を回収するようになったから、魔石を売るためだけど。

「では、ランクを飛ばしてからやりますか?」

「そうしたいと思います。」

 それから、魔石を定期的に売るようになった。


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 この前、銃をなぜか作れたけど(ちなみにリボルバーくらいしか扱えないため、リボルバーを使用した)他の科学技術で作られたモノは作れるのかな?
 でもな、何作ろうかな。車やバイクはいいけど、肝心のガソリンが作り方わからんし。スマホは電波がないから使えないし。電波塔を作ったところでサーバーに繋がらないから何もできないし。
 ほんと、いいものが思い当たらない。あ、カメラを作ろう。

 そのためにも、電気を作れるようにしないと。
 一番いい方法は、風力発電だな。風魔法を使えばたくさん作れるから。

 次に必要なのは、バッテリーかな。これはカメラが上手く作れたら、高確率で作れるし。
 そうだ。メモリーカードも必要だな。これがなきゃ撮っても意味無いし。

 あとは、印刷するプリンターも必要だな。インクは水魔法と光魔法で作れると思うから大丈夫だけど。


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 よーし、今日は作るぞ。一時間で作りたいな。そしたら、写真を撮りたいし。(ちなみに、レンズのみ作成済み)

〜〜〜〜〜

 できた。今日はどこ行こうかな。海は遠そうだから、湖でも行こうかな。

 じゃあ、カメラを〈収納〉に入れて、〈飛行〉で行くか。
 そういえば、魔物を倒しに行く時以外で飛行魔法は珍しいな。

〜〜〜〜〜

 湖、綺麗だな。晴れててよかったわ。月もあってさらに綺麗に見れるし。
 釣竿を持ってくるべきだったな。魚はリリース確定でも。

〜〜〜〜〜

 写真、なんだかんだ20枚くらい撮っていたな。そろそろ帰るか。

 後でプリンターを作って、印刷したいな。

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