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出会うべくして出会った紫蓮龍樹(しれんりゅうじゅ)と六波羅忍(ろくはらしのぶ)。二人は霊能力者と超能力者。能力を隠していた二人が互いの能力を知ったのも、偶然だった。
一番の親友と思っていた龍樹だったが、家の事情で忍の家に居候となり同居を始めて三か月。高校二年の六月。その関係は、一夜にして崩れることになる。「俺は龍樹が好きなんだ!」そのセリフを言われた場所はなんとラブホテル。
龍樹はその気持ちを受け入れて、忍と熱い一夜を過ごす。自分が忍のことが特別になっていたことを実感した龍樹だったが、忍の気持ちが嬉しかったことを改めて実感したのだ。
翌朝、帰りにおじの譲の祓いに遭遇した龍樹は、手伝いに入る。そして普段なら持ち合わせていない能力を発揮し、譲に興味を持たれてしまう。
忍と共に呼ばれてホテルのラウンジで顔を合わせた三人は、譲に関係がばれてしまう。忍の持つ超能力の力が強いのか、房中術で得た力だとわかったというのだ。
これからもたまにでいいから手伝ってほしいという譲に約束して、ふたりは譲と別れた。
帰宅した忍は、一緒に寝たいから、自分のベッドで寝ようと誘う。初めて同じベッドで寝たその日。忍は予知夢を見た。少し先の未来、自分たちがカフェで仲良く働いている姿を。
そして大学生になった二人は恋人になっていた。身体を交わる仲となった二人は、タチとネコが入れ替わっていた。十五センチあった身長差はなくなり、龍樹の方が少し高くなっていた。
四年後。「Cafe Be There」がオープン。ある日のオーダーで忍は予知夢の再現を体験した。
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最高神ティファ・ビシシェナエントにより、世界は、神、人間、魔族に分かたれた。
人の住む世界はマグノリア、メルカルス、ルドイルド、ラトリアナの四つの大陸に分かれ、人間は魔族、妖魔の影に怯えながら暮らしていた。人間を食料とする魔族とその下僕、妖魔から人々を守るために、魔導士、聖魔剣士という四大陸から称号を与えられた人々がいる。
魔導士は大陸魔導士協会に所属する。魔導士は六階級。見習いが雫紋、初級が三日月紋、中級が半月紋、上級が望月紋、特級が五芒星紋、最上級が六芒星紋。それらの紋が額に現れる。
聖魔剣士は大陸聖魔剣士協会へ所属する。聖魔剣士は五階級。見習いが鉄、初級が銅、中級が銀、上級が金、最上級が白金。大陸ごとの印が押された指輪が贈られる。
鍛冶屋であった父が命を削って鍛えた聖剣「蒼真」を手に、父を殺されたシルヴェーラは蒼真と離れることなく聖魔剣士になるために、十四歳で旅に出た。シルヴェーラは唯一の六芒星紋の大魔導士デュマ・アルセウスに鍛えられ、金の聖魔剣士であり、望月紋の上級魔導士となった。
シルヴェーラは旅の途中砂漠で次元流砂にのまれ、マグノリア大陸からメルカルス大陸のヴァーゴの地に転移し、運よく王子ガルディエルに救けられた。ガルディエルの依頼によって剣術を教えるために水晶宮に留まったシルヴェーラは、王宮を守護している特級魔導士ディアゴ・ヴァルシュに会う。
シルヴェーラは王子の酒宴に護衛として付くが、騙し討ちにあい王子達を操られてしまう。黒幕はディアゴ・ヴァルシュ。魔族最高神官だった。ディアゴ・ヴァルシュが優勢の戦いの中、彼女の持つ蒼真が蒼い閃光を放った。全ての力を無にしたのは、蒼真の柄にある蒼水晶。ガルディエルの王家の緋水晶と共鳴していたのだ。
それを見たディアゴ・ヴァルシュが、驚きの真実を口にした。シルヴェーラが八年前行方不明になったガルディエルの許婚であり、ヴァーゴの聖者と呼ばれたセレフォーリだと。動揺し傷つきながら、シルヴェーラは魔族の命。第三の目を蒼真で貫いた。シルヴェーラは生い立ちを知るが、聖魔剣士として生きると決めた。互いに惹かれあったガルディエルに別れを告げ、マグノリア大陸へ恩師デュマと共に旅立つ。0クル
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俺は猫である。
名前はマリー。
城田祥太郎42歳の生まれわかり。
頼む。誰か助けてくれ。
元嫁が俺より年下のイケメンを捕まえて、イチャイチャしている日常に、俺が強制参加させられている悲しい日々を。
猫の平均寿命は12~18年。
俺は、悲しき猫である…。0クル
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龍族の民、ユーリとカイル。ユーリは《四龍神の集い》に呼ばれる、銀色の髪と瞳の風龍。幼馴染のカイルは魔性に染まり、魔龍となった。ある日、カイルの悪戯で色と牙を奪われたユーリは初めての人間界で、奪われた牙を探すことになる。水龍シェリアの加護を受け、人間界に渡ったユーリはアリアという少女に出会う。自分の誕生日を祝ってくれなかった両親の話をするアリアに、ユーリはカイルが自分に何に対して怒っていたのかに気づく。悪戯だと思われたその行為は、ユーリを思う幼馴染の気遣いだった。
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ある日届いた猫模様の消印の「魔女」からの手紙。
心当たりのないサッカー少年柚木香は訝しむ。
「魔女契約の有効期限は一年間です
失効と再契約につき後日お伺いします」
そして出会う魔女と名乗る少女、高天早紀。
なかった才能が開花した一年前、何があったのか。
それを知った香はどうするのか。
魔女の願いを聞き入れなかった香になにが起きるのか。
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古道具屋「せぴあ館桜子町」 店主 架暁(かきょう)
年齢性別不明の正体は年を取った座敷童。
そんな架暁が営業する店には助けを求める家具たちが集まる。
それらは長年生きた付喪神たち。
店のマスコット京人形の桜子とお茶を楽しみながら、ゆっくり流れる日常をどうぞ。0クル
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元同僚和樹から好意を寄せられていた千春。
「ちーねえ」と呼ばれ、千春も好意を持っていたが、お互い恋人もちで、仲の良い友人同士。
四年の付き合いで彼氏の隆也からは「めんどくさい」と距離を感じるようになっていた千春。
残業で遅くなったある日の夜、久しぶりに和樹にlineを送ると、すぐに電話が。
いつもの弟癒しキャラで「好き」をアピールする和樹に戸惑う千春。
「彼女に怒られるわよ」、と注意すると、和樹は「別れた」と…。
「俺、ちーねえのこと、待つよ。だから、ちーねえも俺のこと、考えてて」
ストレートな告白に、彼氏を想う気持ちよりも、和樹を想う気持ちの方が勝ることに気づく千春。
そして、千春が出した答えは…。0クル
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