~愉快愉快晴れ晴れ異世界チックコメディチックファンタジーの始まりです!!~
1羽の鳥がならず者たちに追われていた。
「ひゃぁっ、お助けぇっ!」
「ふっ、俺に任せな。おりゃあ!」
「ぎゃー!」
印籠のような物を見せて、あまりの眩しさにならず者たちは逃げていった。
鳥を助けたポンチョ姿の男は言った。
「賞金首にでもなったかい? 鳥さん」
「しょうきんはしょうきんでも、渉禽なんです」
「そのちんちくりんでボテっとした形(なり)、しかも眼鏡かけてる! 珍鳥じゃないか」
「ふっふっふ、よくぞ分かりましたね……。ワタクシこそ、かの先住民族『アヤシラ族』なのですよ!」
「な、なにぃー!」
首根っこをつかまれたアヤシラ族の鳥は、その後換金されたのだった。
「これあらすじですか?」
「嘘ばっかじゃな」
★この作品はフィクションです。実在する人物、団体、事件などには一切関係ありません。
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