見た目の印象で「気取ってる」と誤解され、男子生徒たちに「女優」と呼ばれる私は、実は家族全員から虐待を受けているヤングケアラーの苦学生 (外部サイトで読む

保仁矢らら

 二十世紀末の東京。専門学校に進学が決まった芙蓉(ふよう)はアルバイトを始める。入学早々、芙蓉は学校に幻滅した。授業の質も学生の質も低過ぎたのだ。貴重な二年間を有意義に過ごす計画を立て実行し始めるが、タチの悪いクラスメイトたちから悩まされる日々。だが夏休み明けには嬉しいサプライズが待っていた!
 二年になると恋人もでき、就活も成功。就職先について難癖を付けられた芙蓉がある物を取り出すと、クラスメイトはブチ切れた。

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