時は第三次世界大戦を終えてまる一年の2050年3月25日。
“彼”はこの日、志望していた難問の都立高校の入試結果が返ってくる。入試結果は
―――不合格
3年間勉強を惜しまずやってきた彼にとって非情な結果を突きつけるものとなった。
滑り止めの高校など頭になかった彼は浪人せざるを得なくなった。そして、両親は彼を冷ややかな目で見てくることにななる。超大手企業の社長である父親、敏腕弁護士として名高い母親、高校生ながら世界を相手に出来る程の実力を持つプロサッカー選手の姉。家族の中で自分以外は人生に成功したと言える者達ばかりだ。
路頭に迷う事になった彼は姉の提案で自衛隊に入って性根を鍛え直して来いと言われ、姉が指示した場所へ向かい願書を取りに行くと―――
「むぅ……お前は」
「あ、貴女は!?」
「久しいな”椿“。三年ぶりか?」
黒い軍服に金髪の長い髪が特徴的な“命の恩人”の女性と再会する事となる。
彼―――“椿”の境遇を知った彼女は第三次世界大戦で世界各国の武力の象徴とも言われた『超能力者』通称“ボーダー”になる訓練をして日本の国防を担おうという趣旨の事が書かれていた。
「もしよかったらだが、お前もここに来るか?訓練は厳しいと思うが下手な仕事よりよっぽど高給取りだ。それに、次の25期生の教官は私が務める。私がお前を“男”にしてやる」
「俺まだ童貞なんで…心の準備が………」
「そっちの男になりたいならそこらの女とヤッとれ!私はお前をお前の家族よりも『人生に成功した』と言えるように鍛えてやるって言ってんだ!この馬鹿者!てか入れ!入ってくれ!」
「いだっ!?痛い痛い痛いっ!?ギブッ!頭が割れる!頭が割れて脳味噌がぁぁぁ!!!」
これは彼―――椿蓮太郎が『ボーダー』の育成機関の学園で学友と交流したり、街中で教官に100m上空まで蹴り飛ばされたり、仕事帰りに散歩してたら敵国の『ボーダー』と交戦したりして成長するバトル×下ネタ×コメディです。
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読者への感謝の気持ち
AI分析による作品総評
ツギクルくんから
2017/07/18 20:10:06
いつもWEBコンテンツポータル「ツギクル」をご利用いただき、ありがとうございます。
ファンタジーブレインで分析した結果、ファンタジーとの相性は512aiと判定されました。
ファンタジー作品の中でも珍しい設定がたくさんありますね。
文章のバランスが良く、読みやすいと感じました。
全体の印象からすると、ホラーの要素も多くみられますので、より意識してみても良いかもしれません。
ジャンルの流行に合った表現技法がしっかりと用いられていると思います。
表現技法も多彩で、読み手がスムーズに読み進められるよう意識して書かれていますね。
読んでいてどんどん話に入り込んでいける作品でした。
分析結果を是非、小説執筆の参考にしてみてください。これからもツギクルをよろしくお願いします!
・・・そうそう、AI分析的にとても似た傾向がある作品があるみたいですよ!
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構成要素
ホラー要素13%
ファンタジー要素12%
SF要素12%
恋愛要素12%
歴史・時代要素11%
その他要素40%
特徴語ボーダー 父親 母親 姉 男性 坊主 顔 おっぱい 椿 痛い
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文章の読みやすさ
読みやすい読みにくい
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一文の平均文長
14文字
ちょうどいいね
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平均句読点間隔
19文字
句読点の間隔が少し長いかな
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改行までの文字数
21文字
ちょうどいいね
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名詞の出現率
25.00%
名詞がちょっと多いかな
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動詞の出現率
12.00%
ちょうどいいね
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接続詞の出現率
0.0000%
ちょうどいいね
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受動態の出現率
0.0000%
ちょうどいいね
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文章の傾向
硬い軟らかい
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ひらがな出現率
44.00%
ちょうどいいね
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特殊語の出現率
15.00%
記号などがちょっと少ないかな
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地の文とセリフの割合
7:3
セリフがちょっと多いかな
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空行率
36.00%
ちょうどいいね
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文章の構造
複雑シンプル
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異なり形態素比率
69%
標準的な表現力だね
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単語の重複率
32.00%
多くの単語を使っているね
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