6
キョウスケたちは車内で無言であった。
長い無言が続いた。
その無言をローレンスバルボアが破る。
(みわさん、キョウスケさん、カオルさんの事が心配
です、ちょっとカオルさんを霊視してみます・・・・・・)
2人はお互いの顔を見回すと言う。
キョウスケ(すみません、よろしいお願いいたしま
す・・・・・・)
みわ(バルボアさん、きおつけてくださいね、もしも
敵がすぐ近くにいるとしたら、霊視している貴方も
攻撃されるでしょう・・・・・・)
バルボア(ありがとうございます、まぁ、やってみま
すわ・・・・・・)
黒猫はテレパシーでバルボアに伝えた。
(バルボアよ、援護しょう、もし汝が攻撃を受けると
したらその前に我も戦いにでょうぞ、・・・・・・)
バルボア(ああっ、ありがとう、期待してるよ、よろ
しく頼むぜ・・・・・・)と、笑って返した。
バルボアは意識を集中させると、カオルのいる病院
のビジョンが浮かんで見えた。