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第4話:ステータス(前編)

ーー朝

また、同じ場所(洞窟)で目を覚ました。多分、父さんか母さんが運んだのだろう。

「ネルムよ、起きたか?」
「起きてます」

昨日と変わらない会話。

「本当ならば昨日教えようと思っていたが其方が眠ってしまったから教えられなかった『()()()()()』について教えよう」

()()()()()!!ちょっと気になっていたんだ、俺がどれだけ強いか。

「ステータスは自分の種族、性別、レベル、能力値、スキルが記されている表のようなものだ。出現させる方法はステータスと唱えるだけだ。やってみよ」

「ステータス!!」

俺はワクワクしながら唱えた。唱えた後、俺の目の前に表のようなものが現れた。試しに触ろうとして手を伸ばしたが、手はそのまま表に触ることも出来ずにすり抜けた。‥‥‥不思議だなぁ~と思いながら自分の能力値を見た。

ーーーーー
名前:ネルム
種族:光炎竜(シャイニングフレイムドラゴン)
性別:オス
年齢:0歳(3日)

LV:1
職業:-

HP:1000/1000
MP:900/900

属性:炎・光

筋力:670
耐久:320
敏捷:260
魔力:2000
器用:130
運:890

スキル:【鑑定Lv:1】 【隠蔽Lv:1】【HP自動回復Lv:1】【MP自動回復Lv:1】【アイテムボックスLv:1】【身体強化Lv:1】【人化Lv:1】【炎魔法Lv:1】【光魔法Lv:1】【全言語理解Lv:-】

種族固有スキル:【ミニドラゴンブレスLv:1】【竜魔法Lv:1】

称号:(【転生者】)【炎竜王(フレイムドラゴンキング)光竜女王(シャイニングドラゴンクイーン)の仔】【幼き(ドラゴン)
—————

基準は知らないけど、HPが1000はチートだと思う‥‥‥。さ、流石ドラゴンというところだな‥‥‥。(ドラゴンって竜なんだ)
俺がドラゴンの強さに驚いているとステータスが記された表ーーステータスボードと言おうーーに何かの表記が出た。

名前:名前を表示する。
種族:種族名を表示する。
性別:性別を表示する。人間種である場合は男と女で表示され、モンスターである場合はオスとメスで表示される。
年齢:年齢を表示する。

Lv:魂の格(レベル)を表示する。生物を殺すと経験値を得る。経験値がある程度溜まると、魂の格(レベル)が上がる。魂の格(レベル)が上がると、強くなる。
職業:職業を表示する。

HP:生命力を数値として表示する。HPが0になると死亡する。
MP:魔力の量を数値として表示する。MPが0になると気絶する。

属性:自身が持つ魔法の属性とモンスターの固有属性を表示する。

筋力:腕力やパワー()を数値として表示する。
耐久:防御力や体の硬さを数値として表示する。
敏捷:素早さを数値として表示する。
魔力:魔力の質を数値として表示する。魔力の質が高いと同じ魔法でも威力や規模が変わる。
器用:手先の器用さや魔法を扱う精度を数値として表示する。
運:ダンジョンのモンスタードロップ(モンスターが落とす素材)のレア率や賭博、ギャンブルの勝利率を数値として表示する。

スキル:自分の持つ才能や能力が表示される。後天的に獲得が可能。

パッシブスキル:何をすることもなく発動するスキル。

アクティブスキル:自ら使用するスキル。

種族固有スキル:その種族のみ所持する(例外あり)スキルを表示する。

称号:自分の持つ称号を表示する。称号を持つだけで効果を得る。

ステータスに関する説明か‥‥‥スキルはどうやってみるんだ?

しおり