第2話:アイル・ビー・バック
とある夕方
ーシャワーシーン割愛ー
お風呂から出て身体を拭いているとふと後方にただらなぬ気配が……ゆっくりと振り向くとそこにはゆっくりと動く黒いモザイクが!!(私は近眼なので眼鏡を掛けてないと2m先でも焦点が合わないの)。
嫌な予感がした私は無闇に刺激しないようにゆっくりと眼鏡を取りに腕を伸ばし、覚悟を決めて眼鏡を掛けて振り向くとそこにはやっぱり奴がいたのだ私は絶叫した!
瑠璃(ラピスラズリ)「ジョ◯ーージ!?」
私は直ぐにでも逃げ出したかったんですが黒いG(ゴキブリ)を見て、蛇に睨まれた蛙の如く身体が思うように動きません。
さすがにこの場に止(とど)まり続けるのはキケンだと感じておりなんとか脚に喝を入れ、向きはそのままにゆっくりとリビングへ後退し呼吸を整えると、対G兵器のゴキジェットを手に取りふたたび戦場(風呂場)へ。
余り時間を掛けなかったおかげか黒いGは定位置からほとんど動いていませんでした。
よくよく観察して見ると奴の大きさは人差し指の第3関節くらいあり、それだけでお腹の底から悲鳴が出そうになりました。
私はなけなしの勇気を振り絞りゴキジェットを奴の射程ギリギリまで近づけてからトリッガーを引き絞ったのです!
轟くブレス! !
私を恐れさせた黒いGは薬剤の集中攻撃を浴びてアッサリと床に落ち、痙攣をしつつその命を散らしました。
一応念の為に数回ほど時間を空けて薬剤を吹きかけ、トイレットペーパーで包み水洗トイレに水葬(流した)しました、こうしてわたしと黒いGの戦いは終演を迎えたのです。
( ̄^ ̄)ゞ{私の敵では無かったが貴様は強敵では有った!
※今日のアンデルセン※(漫画:ヘルシングより)
「ここにいる全てが感じたのだ「恐ろしいことになる」とこの化け物を倒してしまわないと恐ろしいことになると!!」