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「さて、作戦会議は終わりのようだ」
ジョーカーがそういうと窓の外を見る。
「ん?敵でも襲撃してきたか?」
ジルがそういうとジョーカーが笑う。
「バーカ。
逆だ。こっちが襲撃を仕掛けた」
「あん?どういうことだ?」
ジルが眉間にシワを寄せる。
「アンゲロスは科学の国だ。
テオスの城の座標を調べゲートを開いた。
つまりそこから攻撃ができるってことさ」
「どういうことだ?わかりやすく言えよ」
ジャキがそういってジョーカーのところを見た。
するとピロキが答える。
「わかりやすくいうと『どこでもドア』でやんすよ」
するとジャキと、ボクがうなずく。
「どこでもドアかー」
するとジルが首を重ねる。
「意味はわからないがニュアンスはわかった。
好きな場所にいけるってことだな?」
「そうっす」
ピロシキが笑顔でうなずく。
「便利だな。
科学って……」
ジャキがそういって苦笑いを浮かべた。
「……ま、行くぞ。
さっさとテオス倒して美味い飯食うぞ」
「お?奢ってくれるのか?」
ジルがジョーカーにそういうとニッコリと笑顔を見せる。
「いいぞ。
全員でバーベキューでもやろうぜ」
ジョーカーがそういうと場の雰囲気が和んだ。
そして、それぞれはゲートに向かった。