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『イスカリオテの唄』

「ツギクル……アナリティクスにアクセース!
アクティブユーザーをかっくにーん!」

「そんじゃ、今日もげんきに~~~~~!
『S:I:R:E:N』! Initializing! Ready!」

「へへーん! モバイルデバイスに接続かんりょ~!
ってなわけで……やっほー! Puzzler! 美琴だよ!」

「今回も、とびっきりムズムズな謎を出しちゃうけど、
Puzzlerなら平気だよね?」

「むむ……ニューロンチェッキングプログラムが、
忍耐力の欠如急心をけんしゅつ~?
も~! せっかちさんだな~!」

「だったら、ビュビュンと!
謎解きバトルモードに移行しちゃうね!」

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Title:『イスカリオテの唄』

僕は学校でイジメにあっている。
それはもう酷いイジメで、
お小遣いを巻き上げられたり、
授業中に後ろからコンパスの針で刺されたり、
体の目立たない部分を殴られたりなんてのはデフォ。

イジメグループの機嫌が悪い時なんかは、
寒空の下、裸にされて水をかけられたり、
学校の裏にある川で寒中水泳をさせられる。

でも、僕がイジメられていることを親は知らない。
明日には死ぬかもしれないのに、
教師は知らぬ存ぜぬを決め込んでいる。

だけど、僕にはただひとりだけ味方がいる。
後ろの席に座る、武田くんだ。

武田くんは、僕が遺書を書いて自殺をしようとした時に、
自分のことのように心配してくれた。
キミがいてくれたから、僕は死なずに頑張れた。

武田くん、キミはイジメの加担者11人が、
僕に暴行を加えているをところを撮影すれば、
もうイジメはなくなると教えてくれたね。

でも、イジメはなくならないと思う。

次のイジメがすぐに始まる。

その時、僕は再びカメラを手にする。

いいシーンを撮るから、期待していてね。
キミ達は一生、僕のトモダチだ。

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「はいはーい! 出題かんりょー!
ねえねえ、どうだった? いい感じに解けた?
そんじゃ、またあそぼーね!
バイバイ、Puzzler!」

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