神の無作為アンケート
神は人々から無作為に選んだ人物を相手にアンケートを行った。
もちろん、アンケートを受けた人々は、それが神からのアンケートとは分からなかった。
神が問うたのは、今の人類は滅びるべきかこのままでいいかというものだった。つまり、人類自身に自分たちの存在意義を尋ねたのである。
人類は滅んだ方がいい9%、滅んだ方がいいかも27%、どちらでもない42%、滅ぶ必要はない15%、無回答7%、
滅んだ方がいいといいかもを足すと36%で、滅ぶ必要がない15%を上回る結果となり、神は人類を滅ぼすことに決めた。