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第1話 雷 来門VS野乃花魔法社

私の名前は 淡島 望愛24歳。
私は障がい者支援施設 拓馬の森で働きながら生活。
私は野菜の袋詰め・畑仕事してるけど賃金は300円。
私が働く作業所には男子7人女子私を含めて8人いる。
所長は舟餅 忠明さん50歳。
スタッフが鳳 物子さん30歳と石狩 直也さん32歳。
気になる作業所の利用者は
雷 来門君45歳・法之花 金助君42歳・草海 蓮司君40歳・野井 貞樹君35歳・
取便 助君32歳・大門 悟君28歳・寒風 優斗君25歳・
成一 桜さん40歳・大家 瞳さん38歳・箱根 夢子さん35歳・井ノ島 木ノ葉さん32歳・紀国 優花里さん30歳・大海 苫さん28歳・岬 梨花さん25歳そして私の15人。

雷君は利用者の中で一番年上でしっかりしてる。
法之花君はてきぱき動く。
草海君は指示が出るまで何もしない。
野井君は時々頑固になる。
取便君はよくおならするし時々大きな大きなうんこを漏らす。
大門君は物知り博士。
寒風君は好奇心旺盛。

成一さんは雷君の次にしっかり者。
大家さんは短気になりやすい。
箱根さんは怖い話が大好き。
井ノ島さんは探索好き。
紀国さんは情報屋。
大海さんは謎過ぎる女の子。
岬さんも謎過ぎる女の子。
私は基本頑張り屋さんかな?
私は仕事の時は常に取便君の隣、だから取便君のおならをしょっちゅう食らう。

{ぶぉぉぉ、}

私「取便君!今おならしたでしょう。」

助「ごめんね。」

こうした会話が日常。
この時大海さんと岬さんが何かを企んでた。
障がい者支援施設 拓馬の森は赤字経営でこのままでは倒産の可能性が。
岩野木 登也施設長60歳は井達 洋一事務長55歳・支援員の大牧 智也さん40歳・東 智子さん35歳・所長の舟餅さんを呼び集めて会議。

岩野木「障がい者支援施設 拓馬の森の経営は厳しい状態だ。このままでは倒産する。」

井達「利用者の賃金を減らすしかないでしょう。」

舟餅「ちょっと待ってください今の賃金で利用者もやっと生活できてるのですよ。」

大牧「利用者が生活できなくなることだけは避けなければいけませんね。」

東「私たちの給料又減るのですか?」

どうやらみんな頭を抱えてるみたい。
私は施設の中で生活してるけどこの生活がいつまで続くのか不安になってる。

苫「望愛さん。」

私「苫さんと梨花さん。」

梨花「望愛さんは夢なかった?」

私「私の夢、何時かは有名人になれたらなと思ってる。」

苫「障がい者支援施設 拓馬の森は赤字経営だったみたいね。」

梨花「私達で何とかしないといけないね。」

苫さんと梨花さんは1週間前に障がい者支援施設 拓馬の森に入所したばかり。
苫さんと梨花さんは本当に謎なの。

来門「望愛さんはいつも助のおなら食らってるだろう。」

私「そうなのよ。」

金助「助はいつでも屁をこくからな。」

蓮司「おい助!ちーとは反省しろ。」

助「分かってるよ。」

貞樹「まあしょうがないと思うよ。助君は便意を感じない障害があるから。」

悟「助君は時々うんこ漏らすよね。」

優斗「便意感じないのなら仕方ないか。」

そう助君は便意を感じない障害を持ってるの。

桜「望愛さんいつもご苦労さん。」

私「桜さんも頑張ってるじゃん。」

瞳「望愛さんは助君がうんこ漏らしたとき世話してるのでしょう。」

私「誰もしないから私がやってるの。」

夢子「私達の賃金下がるかもしれないね。」

木ノ葉「赤字続きじゃしょうがないでしょう。」

優花里「苫さんと梨花さんは何を考えてるのかな?」

苫「赤字経営のことは心配しなくていいから。」

瞳「どいう意味?」

梨花「私たちが何とかするわ。魔法でね。」

私「ま、魔法で!」

苫さんと梨花さんはひょっとしたら魔法使いなのかもしれないね。
私は夜遅く苫さんと梨花さんに呼ばれて公園へ。

私「苫さんと梨花さん夜遅くにこんなところに呼んで何するつもり?」

苫「望愛さんに会ってほしい人がいるの。」

私「私に!」

梨花「そう望愛さんに。あ、社長。」

私「え!社長さん!」

野乃花「初めまして、あなたが淡島 望愛さんですね。」

私「はい、そうですけど。」

苫「このお方は野乃花魔法社取締役の大海原 野乃花社長よ。」

私「野乃花魔法社!」

野乃花「よろしくお願いします。」

私はまるで妖精のように美しい社長さんを見てびっくり。
後でわかったことだけど苫さんと梨花さんは野乃花魔法社で働く魔法使い。
ちなみに社長さんは大魔法使いらしいの。
休日の朝見慣れない2人の女の人が。

私「誰ですか!」

真希「初めまして野乃花魔法社副社長の湖 真希です。」

美鈴「同じく野乃花魔法社部長の原埜池 美鈴です。よろしくお願いします。」

私「私の名前は淡島 望愛です。よろしくお願いします。」

美鈴「とてもいい名前ですね。」

梨花「望愛さんびっくりさせてごめんね。社長もだけど副社長も部長も望愛さんがとても重要だと言ってるの。」

苫「望愛さんは障がい者支援施設 拓馬の森で1番はじめに野乃花魔法社と契約してほしいの。」

梨花「お願い。野乃花魔法社は望愛さんが欠かせないの。」

真希「わが社と契約していただけませんでしょうか?」

真希「そうだ!わが社を見学しましょう。」

私は赤テカリの車に乗せられて野乃花魔法社へ。
野乃花魔法社はすごく大きな会社で主な仕事は動画配信だって。

桜「望愛さん、野乃花魔法社はどんな感じだった?」

私「すごく大きな会社だったよ。スケールがすごいんだもの。」

瞳「朝出会った2人の女の人は上司の人?」

私「そうみたいね。」

苫「副社長さんと部長さんだよ。」

来門「副社長と部長に出会った!」

金助「落ち着こうよ来門君。」

蓮司「まあまあ落ち着いて聞こうよね。」

来門「望愛さん、苫さんと梨花さんと一緒に野乃花魔法社へ見学に行ったらしいじゃないか。」

貞樹「どんな感じだった?」

私「すごく大きな会社だったわ。」

来門「だろな。あの会社はグロデスクなことする会社だから関わらないほうがいいぞ。」

私「まあ確かにマジックショーが。」

桜「私も野乃花魔法社がどんな会社なのか不安だったの。」

来門「望愛さん、契約してないよな野乃花魔法社と。」

梨花「契約したよ。」

来門「なんだって~!嘘だろ~~!」

貞樹「これ聞いてないぞ2人とも。」

蓮司「苫さんと梨花さん、さては!」

苫「魔法使いだけど。」

来門「どうりでか。」

来門君は野乃花魔法社との契約に反対してる。
来門君は野乃花魔法社がどんな会社か知ってるみたい。

野乃花「困ったわ。」

美鈴「雷 来門君の事ですか?」

野乃花「彼はわが社との契約に反対してるわ。」

真希「大海さんと岬さんだけでは力不足でしょう。」

野乃花「雷君が淡島さんをわが社から引き離そうとしてる。なんとかしないと。」

ネネ「雷君の事なら私に任せてください。」

突然姿を現したのは夢原 ネネ課長補佐。
ネネ課長は来門君の事知ってるみたい。

来門「来たな新たなる野乃花魔法社の魔法使い!」

ネネ「あなたは淡島さんとわが社の契約を阻止しようとしてるかもしれませんがそうはさせませんよ。」

来門「僕たちの障がい者支援施設は確かに赤字経営ですよ。でも僕の力で巻き返して見せましょう。」

ネネ「支援施設の経営をあなたの力で立て直すのですね。」

来門「僕はやる時はやりますからね。」

実は来門君も魔法使い。
私はまさか来門君までもが魔法使いだったなんて夢にも思わなかった。
来門君は施設長や事務長にいろいろ提案してるんだけど採用されないのが現状。
でもこの日来門君の努力が報われた。
やっと来門君の提案が採用されたの。
来門君の提案は1つは野菜を使ったお菓子などの生産販売。
2つはグッズ販売。
私・来門君・桜さん・蓮司君・瞳さん・貞樹君・木ノ葉さんがお料理がすごく得意だからいいアイデアかもね。
最初はお菓子だけだったけどパン・お惣菜も作るようになって売り上げ好調。
グッズ販売も来門君の多彩なアイデアで売り上げ好調。

苫「流石来門君、時代に合わせていろいろ考えてるじゃない。」

梨花「来門君は大先輩だからいろいろ考えるのかな?」

来門君の活躍ぶりを見た野乃花社長は。

野乃花「来門君は才能あるよね。」

真希「わが社で活躍したらもっとすごいでしょうね。」

美鈴「でも契約を拒んでるのでしょう。」

ネネ「彼は作業所の中で1番年上の先輩ですから考えたのですかね。」

障がい者支援施設 拓馬の森は来門君の提案を受け入れたことで赤字解消。
来門君は経済の魔法使い?

岩野木「雷君、素晴らしい。雷君の提案がなかったら仕事ができなくなるところだったよ。」

来門「僕も運営方法考えてたんですよ。」

井達「雷君が提案したグッズ販売だけど注文が殺到して生産が追い付かないよ。」

舟餅「雷君は社長さんみたいだね。」

東「雷君を見直しちゃった。」

大牧「来門君は望愛さんもだけど取便君の世話してるよね。」

来門「彼は便意感じないから仕方ないですが、一応努力してますね。」

大牧「その一言聞いて安心したよ。」

作業所のみんなも来門君を見習ってよく仕事をするようになった。
来門君は頭の回転が速い。

来門「おや、あなたは確か野乃花魔法社取締役の大海原 野乃花社長じゃないですか。」

野乃花「雷 来門君、あなたの実力には驚いてます。」

来門「僕の底力思い知りましたか?僕だって提案する権利ありますよ。それと淡島 望愛さんの契約ですがなかったことにしていただけませんでしょうか。」

野乃花「それはなりません。淡島さんもわが社で一番重要ですから。」

来門「そうですか。僕らの作業所でしっかり稼いでますけど。」

野乃花「今は稼いでるそうですが、長続きしますか?」

来門「もちろん長続きさせますよ。」

野乃花「淡島さんを作業所で仕事させることについては認めましょう。しかしわが社との契約解消については一切認めません。」

来門「なるほど。」

来門君は野乃花社長とバトルしてるね。
おそらく来門君は野乃花魔法社が私をどのように扱うのかを読んでるみたい。
私との契約を破棄しない野乃花魔法社はどんな会社なのか気になるところ。
野乃花魔法社のマジックショー見たけど確かにグロい。
でもアシスタントは不思議な体験してるみたいで。
私は体の中へ入るアシスタントの1人の女性に接触。
町野 ルンコさん25歳。
町野さんは初対面なのに私のこと知ってたの。

ルンコ「あのう、淡島 望愛さんですか?」

私「あなたは?」

ルンコ「初めまして私の名前は町野 ルンコです。お茶目な私ですけど。よろしくお願いいたします。」

ルンコさんはお茶目でかわいい。
私はルンコさんとすぐに仲良くなった。

私「ルンコさんはアシスタント?」

ルンコ「そうよ。体の中へ入るアシスタントよ。」

私「体の中へ入るアシスタントね。」

ルンコ「体の中へ入るアシスタントの時必ず不思議な体験するの。」

私「不思議な体験?」

ルンコ「そ、私は今野乃花チューバーなの。今でも体の中へ入るアシスタントしてるけど確かに人の体の中へ入ったの。なのに臭いも汚れもついてないの。」

私「どこから入るの?」

ルンコ「お尻からだよ。」

私「なら不思議だよね。」

ルンコさんは日ごろから不思議体験してるみたい。
私の場合は来門君が野乃花魔法社との契約を猛反対してるから野乃花魔法社の仕事はできない。









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