291章 助っ人
地震終了後に、住民の被害を確認。揺れの強さ、時間の長さによって、かなりの被害が出ている。
一人で、「セカンドライフの街」を復興するのは難しい。アカネは助っ人として、ソラを呼ぶことにした。
「ソラさん、応援に来てくれませんか?」
「わかりました、すぐにかけつけます」
ソラは2~3秒で、こちらにやってきた。
「ソラさん、急にすみません」
「アカネさんのためなら、すぐにかけつけます」
アカネは要件を簡潔に伝える。
『「セカンドライフの街」において、大地震がありました。住民生活のサポートをお願いしたいです』
疫病のときは一人で解決したけど、今回はさすがに厳しいと思われる。ソラなどの助けを借りて、事態を打開したい。
「わかりました。すぐに応援を呼びます」
ソラが応援を呼ぶと、1000くらいの部下がやってきた。
「アカネさん、何なりとお申し付けください」
住民の生活に絶対に必要なのは水。水がなければ、生物は滅びることになる。
「住民の様子を観察してください」
「わかりました。住民の様子を見てきます」
ソラの部下は、住民の観察に向かった。
「ソラさん、水の確保をお願いしたいです」
「どれくらいの水が必要ですか?」
「どれくらいかはいえないけど、大量の水が必要になるのは間違いありません」
「わかりました。○○の水をお使いください」
水を正常化したことで、生活水として使用できるようになった。魔法は多くの者に、メリットをもたらしている。