245章 最強の服が完成
シオリから頼まれていた、防犯最強衣類が完成。着用することによって、凶器、火などから身を守れる。不測の事態があっても、安全な生活を送ることができる。
「シオリさん、頼まれていた服ができたよ」
防犯性最強衣類を完成させるまでに、半年の時間を費やす。1カ月くらいでできると思っていたので、かなりてこずってしまった。
服の製作費用は、総額で5兆ゴールド。新しいことにチャレンジしたこともあって、かなりの金額を費やすこととなった。
シオリに完成品を見せる。
「見た目は市販品と変わらないですね」
機能だけでなく、服装の見た目についても、おおいにこだわりを見せる。センスのかけらもない服では、誰も着たいとは思わない。
「着用してもいいですか?」
「うん。いいよ」
シオリは防犯最強衣類に袖を通す。
「とってもいい着心地ですね・・・・・・」
着心地についても、何度も改良を施す。肌荒れする素材だと、体の内部からおかしくなる。外からの攻撃を防げても、中からおかしくなっては意味がない。
「ココアさんも、防犯最強衣類に袖を通してみない?」
「着用します」
ココアは服を着ると、満面の笑みを見せる。
「着心地はもちろんのこと、通常のファッションとしても、高いレベルを誇っていますね」
「服のデザインについては、ミライさんにお願いしたの」
デザインセンスは抜群で、理想通りの服を完成させることができた。完璧な服を完成させられたことに対して、大いに感謝している。