第9話 初体験
※R18表現多めです。苦手な方はご注意下さい※
「そうだろうな。じゃないとここがこんなに反応する訳がない。」
俺は隼の大きくなったモノに軽く触れた。
「っ……!」
ビクッ!っとすると同時に少しだけ声が漏れた。
こんなに可愛い反応をされたら、もう収まるわけがない。
「こんなに硬くしてるとはな。」
「…はっ……あっ、さわらないでっ…」
「ズボンの上から触られただけでそんなに反応するのか?相当溜めてるみたいだな」
「あっ……ちがっ……」
俺の手が動くたびにビクビクと体を仰け反らせ声を上げ足を震わせる。
大好きな奴のこんな姿……
俺のあそこも限界が来ていた。
「……っ優のだってすごいことになってるじゃんっ…服の上からでもわかる…」
隼が俺に触られながら途切れ途切れに言う。
「そんなとこ見てるんだ?」
「えっ……優だって俺の触ってるからそりゃ見るよ……」
「なら隼も触ってくれ」
「え?ちょっ……」
「ほら」
俺は隼の手を取り、俺のものへと近づけさせる。
隼は恐る恐る竿の部分を握った。
「……あれ?俺はまだお前の先に軽く触れてるだけだぞ?なのにお前はいきなり握ってきたな………なんだ、そんなに早く俺のが欲しいのか?」
「ええっいやちがうっ…」
「じゃあ俺にも握ってほしいのか」
「いやっ……あっあっちょっ……ああ」
言い訳する隼のモノを俺は服の上から上下に動かす。
こんなに反応するのかというほどこいつはピクピク動く。
まだまだ行為の序盤のはずなのに、隼のこんな姿を見るだけで俺は興奮で頭がおかしくなりそうだった。
小学二年生に初めて出会った日から約7年間。
頭の中から一瞬たりとも離れたことがなかった。
可愛くて優しくて素直でテニスのペアとしてとても頼りがいがあって……
思いやりに溢れて誰の心をも優しく溶かしてしまう………
そう、俺のような捻くれた堅物のことさえも………
俺にはなくてこいつにはあるもの。
それは俺がどう足掻いても一生手に入らないであろうものだった。
こいつの純粋無垢な瞳、真っ直ぐで綺麗な心。
そのどちらも、俺だけが汚し俺だけの色にしたいと何度も想っていた。
頭の中では何度もこいつを犯し、汚し、染めた。
それが今、目の前で現実になっている…
不思議と夢見心地でいつも見ていた夢の続きなのではないかと思うくらい、まだ実感が少なかった。
「ちょっと優……やめて……そろそろ俺……」
隼の言葉で俺の思考が現実に引き戻された。
気づけば俺の思いが募るのと同時に、俺の動かす手も早くなっていたみたいだった。
「もうイクのか隼。早いな」
「早くなっ……いや優が激しいから……あっちょっとほんとにっっ……」
「なんだ?」
「ほんとにやばい!ほんとにやばいから!止めて!っ……」
「わかった。」
隼の言葉通り、動かしていた手を止めた。
あっけないほどすぐに離れた手を隼は名残惜しそうに見ていた。
「……はあ…はあ…」
あと少し触れれば爆発しそうなモノはこれでもかというほど大きく盛り上がり、ズボンにもじんわりと大きなシミができていた。
「苦しそうだな隼。早く気持ちよくなりたいか?」
はっはっと呼吸を乱れさせ、汗で髪がしっとりして肌にくっつき斜め下を見ている隼の姿は最高に色っぽかった。
「仕方ないな。早く楽にしてやろう」
俺は隼のズボンを脱がせた。
隼は少し恥ずかしそうに下着を抑えたが、俺が無理やり脱がせると抵抗もせずに諦めたのか、ただ顔を赤らめていた。
「お前……これ……………」
目の前に現れた隼のモノを見てつい言葉を飲み込んでしまった。
こいつのは、俺の想像を遥かに超える大きさで、ドクドクと脈打つ血管が隆々と浮き出ていた。
「隼……お前すごいな……」
思わず言葉が漏れていた。
細身でかわいい顔をしているこいつからは想像ができないくらい、立派すぎるものだった。
「……あんまり見ないで……」
隼は更に顔を赤くして横を向いた。
「隼、正直に言ってみろ。いつから出してない?」
あまりの硬さに俺はついに聞いた。
「え………いつって……」
「1ヶ月か?それよりもっとか?」
「そんなに………いや……言うて3日前とか……」
「たった3日溜めただけでこうなるのか……!」
すごいものを見つけてしまった。
見ているだけで興奮が収まらないこいつのモノは、どうやら俺がこいつを好きだと思う重要な要素の一つに追加されるかもしれない。
普段の可愛くて優しくて爽やかなこいつからは想像もできないくらいの巨根。
これはもう興奮する以外の何物でもなかろう。
「だからそんなに見ないで……」
「見てるなら早く出したいってか?」
「………っうん……出したい…」
「素直じゃないか。可愛いな」
「かわいくなっ……あっ!」
再び手を上下に動かす。
先程までとは違い、生で触れているし、
先走ったものがローションのような役割を果たし、余計にこいつの感度が上がっていた。
「あっ!優!だめ!」
「っ…と、危ない危ない」
「えっ……」
「まだイクなよ?」
精子が噴射口まで上り詰める直前に手を止める。
イキかけた体はビクビクっと2回ほど震えていた。
「……優…なんで……」
「簡単に出してもらえると思うなよ?」
「ええ…なんで…優いじわるするの」
「意地悪じゃないぞ。こういうの嫌いじゃないくせに」
「なにいって……あっ」
寸止めが一回で終わるわけがなかろう。
俺は再び隼のを握り、手を動かす。
隼のM気質を即座に見抜いたとき、俺はとても嬉しかった。
自分で言うのも何だが、俺はかなりのSだ。
ここまで相性の良さが期待できるとは。
「………っっ!はあっ!あっ!!」
「はいダーメ。」
「っっ!!!」
「ビクンビクンしちゃってるのに出せないの辛いな。でも寸止めすると何度でもイケるような感覚に陥らないか?」
「……っなに…いって……」
「はいまた次いくぞ」
「あっ!ちょっと優っ……あっ!」
これから5~6回ほど、動かしては止めるを繰り返した。
そのたびに泣きそうな顔になって体をビクンビクンさせる隼が可愛くて仕方なかった。
「なあ隼。こんなに敏感になってるときに、こんなことしたらどうなると思う?」
こいつのモノから溢れ出したヌルヌルの液を手の中に集め、まとめて先っぽに垂れ流した。
そのまま俺は手のひらで軽く円を描くように先だけをグリグリした。
「あああっなにこれ………っっあっやめて優!!」
「気持ちいいだろ?辞めていいのか?」
「あ!あっ………ちょっ……やめ…」
「辞めるぞ?またイケないぞ?」
「んっ……だめ、、」
「どっちがだめなのか。イケないのがか?それとも俺の手を動かすのがか?」
「…っっんんっわかんなっ………あっ……………あああっ!!!!」
プシャーッ!と勢い良く大量の液体が飛び出した。
今までよりも体を大きく跳ねらせる。
俺はそのまま手を止めずにグリグリを続けていた。
そのたびにどんどん溢れ出す液体。
勢いがすごすぎて、隼人自身の腹筋部分にも、何なら耳のあたりまで飛んでいた。
「っっぅっっ」
「隼、お前潮吹いてるじゃないか。」
「んっ………はっ……はっ…」
「見てみろ隼。透明なおしっこのような液体に塗れてるぞお前。」
隼はまだ体を震わせて目を虚ろにしている。
相当気持ちがいいのだろう。
「隼、ちゃんとそっちも出してやるからな」
今度は俺の手を竿の部分に移動させた。
はじめににしていたように上下に動かす。
さっき吹いた潮のおかげで俺に手も隼のモノもビショビショだった。
「あっ優だめっ………イクっイッちゃうっっうっ…イクっああっあっ!!」
再び体を仰け反らさて今度は精子を飛ばす。
先程出た潮と同じくらいあるのではないか?と思ってしまうくらいの量だった。
「っぅ優っ……はっはっはっ……」
「随分派手にイクんだな隼。気持ちよかったか?」
息を整えながら隼はコクンと頷いた。
未だに信じられない気分だ。
長年恋してきた相手が、俺の手によってこんなにも乱れている。
「隼お前敏感だな。普段一人でする時も潮を吹いちゃうのか?」
「………いや…今初めてだったよ……潮?っていうの?精子と違うの…?けどなんか、出るときの感覚が違った…」
隼は、普段は俺含め男友達といる時も決して自ら下ネタを言わない男だ。
そんな隼がこの場面ではイクと言ったり精子という言葉を発しているというだけで俺にとってはかなりの興奮材料なのだが、潮吹を知らなかったというこいつらしい純粋なところも、どんなものか知らずに潮吹ができちゃうという体質も、こいつへの愛おしさをどんどん増させた。
「そうか、初潮吹きおめでとう。一回出しただけでは足りなさそうだし、まだまだ気持ちよくしてやろうか」
「え?っ優………」
隼の全てに興奮と愛情を感じる俺は、感情のままに隼のモノを再び握った。
何度でもイケそうだなこいつは……
俺は隼のモノを握りながら、次になにをしてやろうかを少し考えた。