大切な出会い
ギィさんが素敵な花屋さんを後にすると、商店街にいろいろな食べ物を売ってる大きなお店を発見した
ギィさんは中に入って見ることにした
大きなお店にはいろいろな珍しい食べ物もあった
ギィさんいろいろな品物を見ていると見たことのある人がいた
その人は目をギラギラさせながらかつぶしの専門店の店に入った
ギィさんはまさかあの人はと思いながら急いでかつぶし専門店のお店の中に入って行く
気がつかれないようにそーと後ろをつけてると、男の人はたちどまり高級かつぶしを手にとって見ていた
ギィさんは少し離れた所からかつぶしを見ながらチラチラと観察している
このお店の店主が男の人のところに来て言う
(旦那、何かお気に入りの物は見つかりましたか)
男の人は高級なかつぶしを見ながら言う
(いいかつぶしだな、これ)
その姿を見てギィさんは心臓がドキドキした
この人物こそ、ギィさんが憧れている人間の最高に美味しいラーメンを創るざのざのさんだったのだ
ざのざのさんは店主にギラギラした目を向けながら言う
(このかつぶし、うちの店で使ってみたい、これを10本ほどくれ)
店主は喜んでざのざのさんに言う
(まいど、ありがとうございます、しかし、さすがざのざのさんですね、この品物はかなり貴重な品でして
なかなかこれ程の物は他ではあんまり買えないと思いますよ
ラーメンのダシをとるには最高かと)
ざのざのさんは(ふっ)と言いながら言う
(まだ、本格的にこの品物を使うかは別だな、まーとりあえず試してみるわ)
と言って代金を支払い他のコーナーに言った
ギィさんはざのざのさんが去るとその高級かつぶしを見て、あわててざのざのさんの後を追った
ざのざのさんがいろいろな店に足を運び、見ていると、ギィさんもその後をつけていろいろな商品を見た
ざのざのさんが次の店に行こうとするとギィさんもついていく
そしてざのざのさんはたちどまり言った
(アンタ、さっきから俺の後をつけてるよな、なんなんだ、お前は)
ギィさんはビクリッとして立ち止まる
ざのざのさんがふりかえると恐ろしい顔をしながらギィさんを睨み付けていた
ギィさんがは心の中で(ヒイ)と言いながらざのざのさんに言う
(あっ、ほ、本当に申し訳ありません、
別に怪しいものではありません、
私の名前はギィと言います、ざのざのさんのラーメンの大ファンでして)
ざのざのさんは(なんだ、俺のラーメンのファンかよ、でもな、アンタ、人の後をつけまんすとは感心せんな、普通なら警察ものだぞ、アンタ)
と言って睨んだ