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第8話 驚愕! 驚嘆!(9)

 そう、あの頃、当時と言う奴がね。

 まあ、特集の内容なのだが? 段々と過激な物へと変わりつつあった。あったのだよ。特集の内容の方がね。

 まあ、最後の頃には、UFOや宇宙人に拉致され、捕らわれ、攫われて。この世の者ではない者達。

 そう、異形の者と呼べる異性との性行を交わした等の記事や放映もされていた。いたからね。

 僕のマツダのボンゴフルエアロカスタム仕様……。



 と、僕が先程から呟いているけれど。皆は『本当にそんな物あったの? マツダのボンゴの営業車に装着できるエアロカスタムパーツ等?』と、思うかも知れないが?


 実際にあった。あったのだよ。一つだけ某メーカーさんが販売していた物がね。

 まあ、それを僕は装着していたのだけれど。良く同業者。スーパーマーケットや百貨店等で、ッて。あの頃の時代、昭和の終わり頃には、未だ【道の駅】等無い時代だった。だった、と思うから?


 僕のような個人事業の、己のお店を持たないような物品販売者は、農協さんの購買部、マーケットや、その他多々あるスーパーマーケットや百貨店のイベントや特設会場、売り場を周り。使用をさせてもらいながら商い。物品販売をおこなうスローライフ生活を送っている人達が多かったと思う?


 僕自身もそうだったからね。

 まあ、そんな同業者のおじさん達から。

『兄ちゃんの車──。戦車みたいじゃのぅ~?』

 と。良く言われて、呟かれ、告げられていた記憶があるよ。

 僕のマツダのボンゴフルエアロカスタム仕様はね。

 と、話しがずれ、飛んだ。飛んだようだから。話しを元に戻すことにするよ。と。

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