場が悪い
「瞬間移動で撹乱して欲しい 十五秒程」
「十五ね 分かった」
氷は溶ける。熱線の対策に太陽か借りたりしたら雷撃ってくる。普通に攻撃しても固いか再生が早くて無理。
となると節制で一か八かか どこまでやれるか 体内時計で十五秒すぐに世界使うか もう1人は もしかしたら内側に入れるかもしれないアイツか 一回ちょっと入ってもらった後隠れてもらえればソイツに注意が向いて楽になる筈。
ニーナに十五秒稼いでもらった後 隠者と悪魔を呼んで累は節制と力と月を借りて節制を五つ使って力を上げて斥力で突っ込み 敵の頭に斧を叩き込み、顔の半分辺りまでめり込んだ。それと同時に野原が障壁を貼ってこれ以上敵を外に出さないようにした。 敵は何事もなく斧を地面にして傷はすぐに再生した。
「自ら退路を立つとは 愚かな」
「テメェを外に出さずココで殺すのに一番手っ取り早くてな」
敵が少し動きを止めるとすぐ様結界を累とニーナの内側に狭めた後 巨大化して一気に押しつぶそうと巨大化したが、結界のおかげでどうにか抑えていた。
「上手くいって何より」
「でも、いつ破れるか……」
「怯えちゃダメだ野原 君の死因は考え過ぎだった。 この守りは誰にも突破はされてない。コレは絶対に壊れない 無駄に考えない限り隠者は無敵」
「そりゃ分かってますけど万が一とか………」
「あの無茶苦茶な攻撃でさえ全く気付かずゲームしてた上に崩落までなかったよね君……」
「ちょっと良いか?なんでデカくなるって分かった?」
「ちょっと固まったからもしやと思って、巨大化もするんだね」
「ってかコレどうすんだ? 出しっぱなしも流石に……」
「一番手っ取り早いのはオスクウェに戻す事だけど…… アレ使わせてくれるかな……」
「使わせてくれなきゃ氷川の体力が切れて今度こそ終わり。また来るにしても、対策するにしても、一旦は返しておいた方が良い。ココで戦って多くの人が死ぬのは嫌でしょ? 僕が話を通すよ」
「大丈夫なんですか?」
「大丈夫
「喜劇?」
「ろくな事じゃ無さそう……」
「喜劇の意味については明日聞いてみたら?」
「そうする」
「善は急げです 早く行ってください」
「分かってる」
「瞬間移動使います?」
「ありがたく使わしてもらうよ」
ーー
「鉄で出きてるにしては、硬いですね」
「ここら辺に来たの全部倒しておいてよく言えるね」
「終わりましたが倒したら消えるんですね さて、彼方の方に行きますか」
「残りはみんながもうやったと思うから彼女と会ってくる」
「行ってらっしゃい では私は彼方へ」
ーー
今の気力で目的の日までに終わるのか不安になってます