疲れ
未来の世界から帰った次の日から、魔術師、女教皇と順に呼び、そして6日目に恋人は太陽を呼び、氷川が昼食を食べようと食堂に向かうと途中で恋人の能力者と会った。
「氷川」
「何かあったか? 男嫌いのお前から声かけてくるなんて」
「コッチだって好き好んで話しかけてる訳じゃない。身体が少し重いから今日は帰る」
「ちょっと疲れてるだけだ気にしなくて良い」
「私はともかく他の子が気だるくなるのは嫌」
「そんな重いか?」
「そこそこね」
「そんな疲れては無いんだが」
「要らない意地はらないで氷川、お前の体調で他の奴の体調も決まるんだから。確実に疲れてるって分かる」
「日向はもう良いって?」
「うん。そう言う訳だから今日はただ休み、分かった?」
「はいはい」
「はいは一回」
「分かった次からそうする」
ーー
恋人と太陽は世界の能力解除後いつもの黒い所へ移動した。
恋人「はぁ… アイツのせいで一日潰れた……」
悪魔「何が有ったの?」
恋人「黙れ悪魔」
悪魔「酷いなぁ」
太陽「まぁまぁ乙愛ちゃん」
法皇「一日休憩あげてくれたんだ。僕じゃあ気にすんな位しか言われなかったよ……」
皇帝「俺も……」
女教皇「恐らくは全員ですね、何故乙愛さんだけ?」
悪魔「他人をだしにして口がうまければいけるよ彼」
皇帝「つまり俺は口下手だと?」
悪魔「他人引き合いに出さなかったんじゃない?」
皇帝「出したぞ」
悪魔「じゃあ利用してる的な事は?」
皇帝「いや、ソレは……」
恋人「私そんな事言ってないけど?」
悪魔「何故か信用されてるんでしょ」
恋人「気持ち悪」
正義「彼の勝手な予測です。あまり間に受けてはいけませんよ」
悪魔「そうそう。悪魔だからね僕」
恋人「話戻すけど、半日だけどね心君、私も言われたけどそんなの関係無し」
力「心と俺たちの差は飛ばされる前の交友関係か?」
逆さ吊り「氷川ともそこそこ喋ってない?」
星「仕方なくだろ」
悪魔「しかし彼が疲れてるね、体力だけは無駄にあるって言ってたけど、何やってるんだろ、次の日って誰だっけ?」
戦車「俺だ」
悪魔「明日呼んでくれない? 色々確認したい事有って。 無理なら無理で自分の時間まで待つけど」
戦車「別にいいぞ」
悪魔「それじゃあ明日」