ある日、藤崎は電車の中で、ホロホロと泣き続ける女性を見かける。しかし、泣いているのはガラスに映っている彼女だけで、実際の彼女は泣いていないことに気が付いた。
藤崎はそんな彼女に惹かれていく。なんとか言葉を交わすことができ、初デートに漕ぎ着けた。
デート先で、彼女が不思議な行動をし始める。
落ち着いたとき、藤崎は知ることになった。
あの泣いていた女性は、彼女の「前世」であると。
これをきっかけに、藤崎は自分の中にあった、高次元の存在と繋がることができる自分の能力に、目覚めることになった。
生まれ変わりをテーマに、1組の男女が、自分たちはソウルメイト(魂の伴侶)であることに気づき、共に成長していく物語です。
「転生」物とは少し違った、もう少し現実に近い「転生」のあり方を、ファンタジーとして読んで頂ければと思います。
最後までお読みいただけると、幸いです。
途中「谷也修二とカリリン」は、私の初投稿作「舞台の上から君が見つけられれば、僕は安心なんだ」の後日談です。よろしければ、そちらも読んで頂けると、もう少し細かい登場人物像が分かります。大好きな2人ですので、これからも大切にしていきたいと思っております。お楽しみに。
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