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姫野結衣の実家は、今年、町内会の班長を担っている。その手伝いで実家に来た結衣は、同じ町内のお宅で、見知らぬ男性、梶原浩明と出会った。
その夜、結衣は行きつけの居酒屋で、その梶原と偶然隣り合わせる。話してみると、思わぬ共通点が見つかり、楽しく時間を過ごすことになった。
しかし、次に梶原を見かけたのは、姫野家の菩提寺の墓地で、梶原が誰かの墓に向かって、仏花を叩き付ける後ろ姿だった。
それまでの、物静かなで穏やかな印象の梶原とは、あまりにもかけ離れた姿に、結衣は衝撃を受ける。
32歳と38歳のラブストーリーです。年齢の分、お互いに抱えている過去があり、現実との折り合いをつけながら、それでも幸せになろうと奮闘する物語です。
甘々な、大人のラブストーリーです。大人ですので、そんなシーンもちらほらと……。
10作品目の呪いなのか、前回の投稿より、少し間が空いてしまいましたが、身近な問題も絡めつつ、甘いセリフを書く作業は、中々楽しいものでした。
作品は完結しております。
毎日更新致しますので、ブックマークを付けて頂けると幸いです。
評価がいただけますと、更に嬉しいです。
感想がいただけた日には、涙しながら読ませていただきます。
どうぞ、よろしくお願い致します。
では最後まで、お楽しみくださいませ。0クル
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朝の日課であるランニングの最中、田所遥平は不思議な女性を見かけた。彼女は遥平の目の前で、魂と体が分かれてしまったのだ。幸いすぐに元に戻ったのだが、これが噂に聞く「離魂病」かと大変驚いた。
翌日、そんな彼女がバイクと衝突しそうになるのを、遥平は助けることになった。それが縁で、2人の不思議な関係が始まっていく。
「ソウルメイトシリーズ」第3弾です。ソウルメイトとは、魂で繋がった仲間達のことをいいます。それは、男女間のみならず、親や子供などの家族も含まれます。今回はそんなことも、少し書いてみました。
人それぞれの想いや思惑がぶつかり合い、出会いと別れが折り重なっていきます。どんな結果を選択するのか、彼らの人生の一時を見守っていただけたらと思います。
どうぞ、最後までお付き合い下さいませ。0クル
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音大を出た後、東京の一般企業で働いているOL真野咲奈恵は、「第九」演奏会の練習に参加するため、地元名古屋にやって来た。そこで、全国的に人気が出始めている、伴奏者神崎貴雄と出会う。
神崎は大勢いる合唱団の中から、咲奈恵の声に聴き覚えがあると思い出す。プロに通用する声だと見抜いた神崎は、咲奈恵に声を掛けた。しかし彼女は自分の評価をとても低く捉えており、そこに違和感を覚える。なぜ、ソロ活動をやめてしまったのか。心に引っ掛かって、彼女のことをもっと知りたいと思うようになる。
その後、神崎に強く誘われ、ソロ活動を再開する咲奈恵。2人は、音を通じて一気に心を通わせていく。そして、2人の創り出す音が、2人の運命を動かしていく……。
クラシックの「歌」シリーズ第3弾です。思い通りにいかなかった過去を抱えつつ、それでも新しい人生を創り出そうと、音で繋がった2人が奮闘していきます。
最後までお読みいただけると幸いです。
クラシックに詳しくない方にも色々分かるように、所々説明も加えて書きました。ご存じの方は、飛ばして読んでくださいね。0クル
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今年35歳になった美音は、大手広告会社に勤めて13年目になる。ある日会社のエレベーターで、社内で人気のある室岡課長と、何気ない会話をした。それは美音にとっては、久し振りに「普通」に社内の人間と会話した時間だった。
実は美音は、10年前起こった会社での事件に巻き込まれ、社内では誰とも気軽に話すことがなくなっていたのだ。何度も課長と出会うようになり、今までと違った毎日が始まっていく。
自分の描いた未来が、1人の男性によりどんどん変えられてしまう女性の、人生の再生を書きました。自分ではどうすることもできない時間を耐え続ける人へ、それでも諦めずにどうか前に進んで欲しい、との思いを込めています。よろしければ、最後までお読みいただけると幸いです。
普通の人達のオフィスラブ物語です。今回は、ほんの少し主人公達の年齢を上げました。そのことで、違う世界も見えてきました。もちろん、この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。インスタのユーザー名も、もし実在しておりましたら、ごめんなさい。確認をせずに書きました。どうぞ、お目こぼしを。0クル
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そろそろ婚活を始めようかと考えているOLの佐渡玲奈は、今年30歳になった。そんな彼女が仕事中、移動のために乗った地下鉄の中で、体調が悪そうなサラリーマン脇田翔一と出会う。慌てて席を譲った玲奈だったが、脇田はそんな玲奈を不思議な顔で見つめるのだった。実は脇田は、長年頭痛に苦しんできたのだが、その苦痛を周りに悟られない様に隠す習慣が身に付いており、何故玲奈がそのことに気付いたのか、不思議でしょうがなかったのだ。
「魂の伴侶―ソウルメイト―」シリーズの第2弾です。今回は特別な能力を持たない普通の男女が、「運命の相手」と知らずに出会い、偶然という名の必然が繰り返される中、どんどん離れられなくなっていく2人の姿を書きました。
最後に少し、謎解きがあります。よろしければ、最後までお読みいただけると幸いです。
また、今回も谷也修二とカリリンに登場してもらいました。私の初投稿作品「舞台の上から君が見つけられれば、僕は安心なんだ」の主人公達です。彼が世界的テナーになるまでの物語がつづられております。興味を持たれた方は、是非そちらもお読みください。0クル
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仕事が上手くいかない30歳のOL遥は、会社帰りに憂さ晴らしのため、入ったことのない居酒屋に寄った。その帰り、公園の中で倒れた人を偶然見つけ、自宅まで送り届けた。
翌日、助けた人から探偵を通じて連絡を受ける。その人は、豪邸に住み、高級車に乗りながらも、ずっと1人で生きて来た橘だった。出会うはずのない2人が、お互いの傷を知ることで、どんどん近づいていってしまう。でもそれは、許される恋ではなかった……。
仕事にも恋にも、そして生きることすら上手くできない不器用な大人たちが、それぞれの葛藤を乗り越えるべく奮闘する物語です。
最後までお読みいただけると幸いです。
残念ながら、今回は谷也さんとカリリンは出ておりません。次の作品まで、今暫くお待ちくださいませ。0クル
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今年33歳になる山下綾美は、オケ合わせのため練習会場に向かっていた。今年の演奏曲目はモーツァルトの「レクイエム」。そこで、とてもいいトロンボーン奏者と出会う。
練習の休憩時間に貧血で倒れてしまった綾美を介抱したのは、そのトロンボーン奏者だった。彼は、総合病院の医者だったのだ。プロだとばかり思っていた彼に、綾美の心が動いていく。
クラシックの「歌」シリーズ第2弾です。今回は、音楽とは別の仕事をしながら、それでもやはり「音」に携わり続ける2人の物語です。恋する気持ちは、青春の中にあっても、人生の中盤に差し掛かっても、決して変わることはありません……。
どうか、すれ違いに負けず、その出会いを大切にしてほしいとの願いを込めて書きました。
どうぞ最後までお楽しみください。0クル
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これは、前作「もう一度、ソウルメイトのあなたと」のスピンオフ物語です。
第16話「香水」で登場した「安田課長」のその後にスポットを当てました。
私としては、この安田課長をこのままにしておくことが余りにも忍びなく、書かずにいられなかったというのが正直なところです。思ったより長くなりましたが、よろしければお読みください。スピンオフですので、詳しい人物相関図に関しては、前作をお読みいただければと思います。
尚、第8話「覚悟」にも、このお話に関わる人物が登場しております。ご参考までに。
安田課長は、ずっと愛し続けていた璃帆から、改めて別れを告げられた。それでも忘れることができない日々を過ごしていた。
ある日、仕事で目にした女性に興味を抱く。その後、その優秀な印象とは懸け離れた、思いもかけない姿の彼女と再会した。そこから、安田課長の再生のための、新たな日々が始まっていく……。
青春時代とは違い、大人になればそれぞれに何かを抱えたまま、それでも日々を過ごしていかなければならない。決して戻らない過去に思いを残したまま、恋愛に不器用になってしまった、2人の大人の物語です。どうぞ最後まで、お楽しみください。0クル
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ある日、藤崎は電車の中で、ホロホロと泣き続ける女性を見かける。しかし、泣いているのはガラスに映っている彼女だけで、実際の彼女は泣いていないことに気が付いた。
藤崎はそんな彼女に惹かれていく。なんとか言葉を交わすことができ、初デートに漕ぎ着けた。
デート先で、彼女が不思議な行動をし始める。
落ち着いたとき、藤崎は知ることになった。
あの泣いていた女性は、彼女の「前世」であると。
これをきっかけに、藤崎は自分の中にあった、高次元の存在と繋がることができる自分の能力に、目覚めることになった。
生まれ変わりをテーマに、1組の男女が、自分たちはソウルメイト(魂の伴侶)であることに気づき、共に成長していく物語です。
「転生」物とは少し違った、もう少し現実に近い「転生」のあり方を、ファンタジーとして読んで頂ければと思います。
最後までお読みいただけると、幸いです。
途中「谷也修二とカリリン」は、私の初投稿作「舞台の上から君が見つけられれば、僕は安心なんだ」の後日談です。よろしければ、そちらも読んで頂けると、もう少し細かい登場人物像が分かります。大好きな2人ですので、これからも大切にしていきたいと思っております。お楽しみに。0クル
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フォーレの「レクイエム」を歌うために、「カリリン」こと花梨は、前日練習に参加していた。
「天性のレジェーロテノール」の声に魅了され、大ファンになった谷也さんが、今日は隣で歌ってくれるという。初めてのことだった。
大喜びで練習が始まったのだが、2人の声が揃ったとたん……。
大人の恋の物語を、クラシックの「歌」を通して、描いています。オペラや歌曲や合唱曲を中心に、ピアノ曲と間奏曲も1曲ずつ登場します。実際の音楽を聞きながらお読みいただくと、より一層2人の気持ちに寄り添っていただけるかもしれません。
最後までお読みいただけると、幸いです。
2人の後日談を、「もう一度、ソウルメイトのあなたと」「それができる幸せを、僕は君に伝えよう」「約束通り、君と会えたから」に載せました。大好きな2人ですので、これからも大切にしていきたいと思います。よろしければ、そちらも是非、お読みください。0クル
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