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大名行列に物見遊山、とかく貴賤を問わず老若男女が旅をしていた江戸時代。方向音痴で半人半妖の辻ヶ先遊行は、森に住みながら諸国を旅している。
ある日、森の長である九角竜天子の導きにより、遊行は蚕月童子に出会う。蚕月童子は奥座敷と呼ばれる座敷牢同然の部屋に閉じ込められている。そして遊行は蚕月童子に旅先であった話を話すこととなる。
愛されないが故に自由な辻ヶ先遊行と、愛されているが故に不自由な蚕月童子の不思議な関係が始まった。0クル
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