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[モアイ]に進化できずに村から追放された転生石ころ、実は硬度カンスト・無限種族適性を持つ[朧石]でした~クソ族長め、今更媚びを売ってきてももう遅い。俺はこの森の王になり、お前らモアイ族を虐げる~
モアイに転生したかった。正確に言えば、モアイに進化できる素質が欲しかった。俺はただの石だから、追放されても仕方がない。それは頭で解ってる。……でも、そんなの納得できるかー! いじめてきた奴らに中指立てて、俺は一人で生きていく! え? 何? 俺が伝説の[朧石]。いやいやいや。そんなこわけねーよ、からかうなし。ん、あれ。今倒したの、もしかして魔王だったりする? お前ら魔王軍も、俺に簡単に寝返りすぎだって。まあ、いいや。初めて飲んだジュースが、予想以上においしかったもん。なんか俺実は強いっぽいから、モアイ族を奴隷にしまーす。レッツ植民地支配。レッツスタート逆襲タイム。族長さんも、後悔してももう遅いっぽいよ。それではおまいら、サヨウナリー。
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《これは、少しネジの飛んだ主人公が追放されて、復讐を目論むという物語。》
「判決、被告人を異界流しとする」。
突然拉致された主人公、■■に告げられたこの言葉は、思いもよらないものだった。 「今まで祖国のために、戦地で頑張って戦ってきたじゃないか。急にこんなの、おかしいだろ!!」
その言葉に耳を貸すものは、その宮廷裁判所に一人もいない。
必死の抵抗も虚しく、問答無用で即刻、異界流しの刑に処されることとなった主人公。
目を覚ましたの■■が見たものは、自分が見てきた<二界>とは全く違う建造物が立ち並ぶ<一界>の景色。その『空気中に魔力が一切ない』という絶望的な世界で、■■は生きていくことを強いられる。
何故か魔力がないのに魔法を使えるようになり。
なんやかんやで警察に追われ、なんやかんやで一躍、全国指名手配犯となる。
旅の途中で手に入れた同じような境遇の仲間、守屋に連れられ、■■は「裏国営ヤクザ」という日本国家の裏の組織に加入することになり。
なんやかんやで組織内でも成り上がる。
やがて■■は目指す。
自分を追放したあいつらのもとを。
やがて■■は知ることになる。
<一界>、<二界>と区切られた界、そして魔力の真実を。0クル
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