自称悪役令息と私の事件簿〜小説の世界とかどうでもいいから、巻き添えで投獄とか勘弁して!〜 (外部サイトで読む

「原作にない行動……さては貴様も“転生者”だな!」
「違います」
「じゃあ“死に戻り”か!」
ワケあって双子の弟のふりをして、騎士科に入学したミシェル。
男装した女の子。
全寮制の男子校。
ルームメイトは見目麗しいが評判最悪の公爵子息。
なにも起こらないはずがなく……?

「俺の前世はラノベ作家で、この世界は生前書いた小説なんだ。いいか、間もなくこの学院で事件が起こる。俺達でそれを防ぐんだ。ちなみに犯人は俺だ」
「はあ!?」

自称・前世の記憶持ちのルーカスに振り回されたり、助けられたりなミシェルの学院生活。
そして無情にも起きてしまう殺人事件。

「未然に防ごうとあれこれ動いたことが仇になったな。まさか容疑者になってしまうとは。これが“強制力”というものか。ああ、強制力というのは――」
「ちょっと黙ってくれませんか」

甘酸っぱさゼロのボーイ・ミーツ・ガールここに開幕!

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