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第5幕 ◇ 調和





  瞬間(しゅんかん)の思(おも)いは...「 私は夢を見ていますか? 」。



  瞬間の思いは瞬間にだけ、私はこの思いを吹(ふ)いてました。



  次に、電車はもう通過ました。それで、向かい側の踏切も見えました......でも、『 夢みたいの彼 』はもう...いないだ。



  「 またかよ!? 」私は思わず、心の声が口(くち)に出(で)た。



  まるで、彼は『 瞬間(しゅんかん)移動(いどう)の能力(のうりょく) 』があるように、こんな...急ぎの時間以内(いない)で、何(なん)で...いないだ?



  向かい側の道(みち)に探しでも、十字路の何處(どこ)に探(さが)しでも......。



  ( どこ... )



  もう...いないだ。



  ( どこに......? )



  急(いそ)ぎの感覚(かんかく)が...心から生まれた。



  ( どこだよ... )



  どこにも......いないだ。



  ( あなた... )



  ( どこへ...行くんだよ...? )



  踏切を越(こ)す、元(もと)に戻(もど)った......疲(つか)れたの私、綺麗な...オレンジ赤色の夕陽(ゆうひ)を見てる......。



  ( また、消えちゃうね... )



  ( また...会えるかな? )



  この...『 どうしようもない思(おも)い 』は......。



  「 いつか消えるように... 」もう一度に、私は願った。



  四月(よんがつ)、日本(にっぽん)政府(せいふ)は一日(ついたち)で、新(あたら)しい元号を公布(こうふ)します、新元号(しんげんごう)は...『 令和(れいわ) 』に決定(けってい)!



  台湾の家(うち)で、私は...『 令和の意味(いみ) 』を考(かんが)える......。



  命令(めいれい)...の令?



  平和(へいわ)...の和?



  和(わ)...世界(せかい)の平和?



  令(れい)......命令の意味が好きじゃない。



  令......日本語(にほんご)なら...「 (さ)せる 」?



  令......英語(えいご)なら...「 Let 」?



  令......中文なら...「 使(シー) 」の意味がある。



  令和......文字の中文(ちゅうぶん)意味を考えたら、「 使(シー)和(ホオ)平(ピーン) 」の意味がある。



  自分の心から...『平和』を生(う)まれた。



  *  日本語の『平和(へいわ)』 = 中文の『和平( ホオピーン)』



  令和......文字の中文意味を考えたら、「 使(シー)和(ホオ)諧(シエ) 」の意味もある。



  自分の心から...『和諧(わかい)』を生まれた。



  世界の和諧ために、自分の心ために......頑張(がんば)れる。



  令和......「 自分の世界 」ために、心から和諧を生まれた。



  こう言(い)う意味なら...私は頑張れる。



  私は...こういう令和の意味、ほうが好(す)き!



  自分の世界が...平和になるように祈(いの)ります。



  4月(がつ)30日(にち)、土曜日、日本の天皇は退位(たいい)する。この日(ひ)、私は...三種(さんしゅ)の伝説の神器が初(はじ)めて知(し)った!?



  日本は...伝説(でんせつ)の神器(しんき)があるのか? 聞(き)いたことないよ!!



  むしろ、こんな事(こと)は...本当(ほんとう)ですか!?



  アニメなかに、偶(たま)に神器があるけど......でも、それは...ただ物語(ものがたり)じゃないの?



  神器の『 剣(けん) 』は......小(ちい)さい頃(ごろ)の私、この神剣(しんけん)の...神話(しんわ)漫画を見たことの記憶(きおく)があるけど...。



  神器の『 勾玉(まがたま) 』は......以前(いぜん)の私、日本映画(えいが)のなかに、勾玉みたいの物(もの)を見たことの記憶もあるけど...。



  神器の『 鏡(かがみ) 』は......日本の神社に興味があるので、インターネットで資料(しりょう)を調(しら)べて、神社の中(なか)に...鏡がいるのは初めて知りました...けど。



  三種の神器......現代(げんだい)の社会(しゃかい)には、伝説の本物ですか?



  むしろ、本物なら...『 神秘(しんぴ)の力量(りきりょう) 』がありますか?



  伝説の三神器(さんしんき)......日本の天皇(てんのう)...本人(ほんにん)にも...見たことないか!?



  「 へぇ~ そうなの? 」



  夜(よる)にテレビの日本ニュースを見て、私はそう考える...。



  ( 何(なん)で? )



  ( 天皇にも...? )



  ( 神器は...本物じゃないの? )



  「 おかしいな~ 」



  私はそう思いながら、家(うち)のソファで海苔(のり)味(あじ)のポテトチップスを食べます。



  ( 本物じゃないなら... )



  ( 本物(ほんもの)は、どこに......? )



  5月1日、日曜日、みんなは新(あたら)しい天皇と、『 令和 』時代(じだい)を迎(むか)えた...。



  火曜日(かようび)の夜、大學(だいがく)の宿舎(しゅくしゃ)で、私は伝説の神器に興味があるから、ノートパソコンで三種神器のニュースを調べます...。



  神器の剣......『 勇気(ゆうき) 』の意味がある。



  神器の勾玉......『 慈悲(じひ) 』の意味がある。



  神器の鏡......『 眞實(しんじつ) 』と『 智慧(ちえ) 』の意味がある。



  ( そうなの? )



  ( それ...人生(じんせい)に、何(なん)の意義(いぎ)がある? )



  金曜日(きんようび)の夜、私は家で漫画(まんが)を見ています...。



  漫画のなかに、主人公(しゅじんこう)は...自分の神器首飾(くびかざり)を息子(むすこ)にあげる、そして、息子の国(くに)から一人で外(そと)の世界に旅行(りょこう)する...。



  ある日、旅行中(ちゅう)の主人公は、突然に変(へん)な感覚がある......手が頸に触(さわ)ると、神器はまた主人公の頸(くび)に戻(もど)った。



  まるで......神器は...主人(しゅじん)のそばにいるだけ。



  そう思えば、私は日本伝説の三種神器が思(おも)い出(だ)す...。



  ( 本物は、この漫画みたいに...... )



  「 えぇ~ まさか! 」こんな新奇(しんき)の事(こと)に、私は思わずこう言った。



  水曜日(すいようび)、大学の図書館で、机の上に、私は...日本の神話(しんわ)......伝説の三種神器の絵(え)を描(か)きました。



  私は、スケッチブック上の神器『 勾玉(まがたま) 』の画(え)を見ている...。



  ずっと前(まえ)から......勾玉の形は「 変(へん)なの~ 」と思います。



  ( 変な形(かたち)...... )



  ( もっと圓満(えんまん)にすれば...... )



  思わず、鉛筆(えんぴつ)で勾玉の形を円形(えんけい)になると、「 こ、これは!? 」心の声は中(なか)に響く...。



  ( もう一つの... )



  ( 小(ちい)さな...丸(まる)を描いて見れば...... )



  「 !! 」私は思わず、びっくりした!



  ( こ、これは...... )



  「 陰陽太極図(おんようたいきょくず) !! 」吃驚(びっくり)の声が...心中に響く。



  ( まじかよ~~~~~~~~~~~~!? )



  まるで、私の意識が宇宙(うちゅう)に飛んでいた......広(ひろ)い世界を...見ました。



  『 陰陽太極図 』は......陰と陽の平衡(へいこう)です。



  太極図の形は、2(に)匹(ひき)の魚(さかな)ようです。だから、太極図も...『 陰と陽の魚 』と呼ばれる。



  太極図の意義は......『 陰(おん) 』と『 陽(よう) 』の調和(ちょうわ)です。



  光の中(なか)に...暗がある。



  暗の中に...光もある。



  陰と陽は......女(おんな)や男(おとこ)と関係ないです。



  人の中に......『 陰と陽 』は同時(どうじ)に存在(そんざい)する。



  誰(だれ)にも......同(おな)じ...心の中に『 陰陽太極(おんようたいきょく) 』がある。



  『 漢方医学(かんぽういがく) 』も、陰と陽の記録(きろく)がある。





  *  太陽(たいよう) と 月(つき)



  *  光(ひかり) と 暗(やみ)





  陰陽太極図画(え)の下で、私は日本語で『 陰陽調和(おんようちょうわ) 』の文字意義を書きました。



  『 太陽 』みたいに......暖(あたた)かい人(ひと)。



  『 月 』みたいに......優(やさ)しい人。



  人の心は......同時に『 太陽と月 』が存在している。



  時に、太陽のような......キラキラ輝(かがや)く。



  時(とき)に、月のような......美しい。



  人の心は......同時に『 光(ひかり)と暗(やみ) 』が存在する。



  心(こころ)が......時に『 明(あか)るい 』、時に『 暗(くら)い 』。



  時に、『 暗 』の自分......時に、『 光 』の自分。



  時に、失望(しつぼう)した......時に、希望(きぼう)が生まれた。



  人の心には......『 暗と光を調和する 』の需要(じゅよう)がある。



  誰でも、水中(すいちゅう)の魚ような...自由になりたいです。



  素敵(すてき)な自由に......。



  若(も)しも......陰陽太極図は、自分の『 心 』から...生まれたの物(もの)。



  若しも......人生の意義は、陰陽太極圖(ず)と関係がある。



  ならば......心から生まれたものを信じて、自分を信じて、可能性(かのうせい)を試してみて...試して続(つづ)ける......本当の自由を見つけた...かもね。



  ( ......うん? )



  ( 神器『 勾玉 』は、陰陽太極図なら... )



  ( ちゃ、最初(さいしょ)は...勾玉の形じゃなくて、『 陰陽太極図 』の形(かたち)でいいですよ。 )



  ( ......何(なん)でだろう? )



  ( ......何の意味がある? )



  夜に、学生宿舎(がくせいしゅくしゃ)で風呂(ふろ)から出(で)た後(ご)、私は一つの夢(ゆめ)を見ました...。



                   ***



  夜(よる)の世界に......ある人は『 二人(ふたり) 』...。



  『 一人(ひとり) 』は、静(しず)かに自分の心から...生(う)まれたの二つ『 陰と陽の勾玉(まがたま) 』が一つを相手(あいて)にあげる......愛(いと)しい感情で相手の目(め)に見つめている。



  『 もう一人 』も、愛しい感情で相手の目に見つめている......静かに自分の心から...生まれたの二つ『 陰と陽の勾玉 』が一つを相手にあげる。



  そして、『 自分の陰(おん) 』と『 相手の陽 』が合(あ)う...。



  同時に、『 自分の陽(よう) 』と『 相手の陰 』が合う...。



  お互(たが)いに、二人の勾玉は...補(おぎな)い合(あ)う。



  補い合いの勾玉は...ぴかぴか光(ひか)る......すごく綺麗(きれい)です。



  気(き)が合(あ)うの...二人ともは......すごく嬉(うれ)しいな~。



  『 両(りょう)思い 』は...きらきら輝(かがや)いて......美(うつく)しいな~。



  次(つぎ)は...光(ひかり)の世界に変(か)わった......。



  緑樹(りょくじゅ)の下で...二人は、手(て)を繋(つな)いで、お互いに...相手に見つめてる、明るい笑顔(えがお)して......。



  青(あお)い空(そら)の下で......緑地(りょくち)の上で歩(ある)いて...。



  一緒(いっしょ)に...『 素敵(すてき)な未来(みらい) 』へ行(い)く......。



  そして、鳥(とり)の歌(うた)を聴く...目(め)が覚(さ)めたの私......静かに学生宿舎のベッド上で、この夢を思って...。



  ( なるほど...... )



  ( この意味か......。 )



  ( うん...... )



  ( ...えぇ? )



  ( ちょっと待って! )



  ( 『 陰陽太極図 』は、人々(ひとびと)があるなら... )



  ( ...つまり、誰でも『 神器勾玉 』がある。 )



  ( もしかして......人々は『 伝説の三種神器 』がある!? )



  ( 誰(だれ)にも......『 神器の剣、神器の勾玉、神器の鏡 』があるの!? )



  ( 『 剣(けん) 』と『 鏡(かがみ) 』は......何(なん)の意義がある? )



                   ***



  六月の月末(げつまつ)、日曜日の午後(ごご)、柔(やわ)らかい青空の下で......。



  台中で、デパートから出(で)たの私、人は多(おお)いの道(みち)で......独(ひと)りで歩(ある)いて...。



  忽然(こつぜん)に、『 彼 』のような人(ひと)を見ました!?



  ( えぇ!? )



  ( ま、待(ま)って! )



  海(うみ)のような人々(ひとびと)は、まるで彼を隠(かく)している......。



  ( ...何(なん)でここに? )



  もう...見えない。



  ( ここは...台湾だぞ!? )



  十字路を越(こ)す......でも。



  ( どこ...... )



  街に走(はし)る......でも。



  ( あなたは... )



  ( どこに......? )



  どこにも......探(さが)し出来(でき)ない。



  ( 幻像(げんぞう)じゃないよね... )



  ( だたら... )



  ( だたら......私の夢を...夢みたいの彼を... )



  私は......この祈りを願った...。



  ( ...私のそばに送(おく)れよ!! )



  「 いつか...... 」。



  ( 会いたいよ... )



  「 この願いを 」...。



  ( 話(はな)したいよ...彼と )



  「 叶(かな)えるように... 」そう願って...。



  ( ただ...彼のそばにいたい...... )



  私は...この希望(きぼう)を抱(だ)いて、空(そら)に見上げて...綺麗な『 藍(あお) 』を見つめている......。









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