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「ふぅ。
起きて良かった」
「さぁ、さっさと準備してご飯食べて。
今日は、雨だよ」
僕は、ベットを降りてカーテンを開けた。
空は、どんより雨ザーザーだった。
「雨か……」
「雨だよ」
「はぁ。
ヤダね」
「うん」
瞳は、うなずく僕の部屋を出た。
そして、僕はパジャマを脱ぐと制服に着替えた。
そして、リビングに行くと瞳が出来たてのトーストとホットミルクを出してくれた。
「今日は、バタートーストだよ」
「うん」
僕は、うなずきトーストを頬張った。
「美味しいかな?」
「うん。
って、なんかあったの?
今まで、美味しいかどうかなんて聞かなかったじゃん」
「女の子は、そう言うの気になるものなの!」