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思い出

ゆうはこんな思い出があった

あいかわゆうは、自転車で工事現場に急いでいた。

朝、8:03分、8:30分まで、後少しの時間しかない

彼は、はあ、はあ、いいながらペダルをこぐ。心臓が破れるかと思った。

今日、ゆうはねぼうしてしまったのだった。

もちろん、何も食べていなかった。

体が酸素お求めていた、空腹で、力がでない、凄く苦しい、だが、ゆうは、あきらめなかった

8:21分、ようやく現場に着いた。

今にも死にそうだった。

先に現場に到着していただガードマン2人が心配しながら、ゆうにかけよってくる。

犬のガードマンのドニーと新人のガードマンのパンダである、シャーサだった。

ドニーは言う。

(ゆう、あぶなかかたな、もう少しで遅刻だったよ)

ゆうはいった。

(ドニーさん、あやうく、遅れるところでしたよ)

ドニーは笑って言った。

(いや、とにかく遅れなくってよかったよ、朝礼があるからな、それに)


といって、シャーサおみた。

シャーサは緊張しながらいう。

(おはようございます、新しくはいったシャーサといいます、今日はよろしくお願いします)

と、ていねいに挨拶した。

ゆうは、笑いながらいう。

(こちらこそ、初めまして、ゆうといいます。今日はよろしくね)と、言った。

シャーサはようやく緊張が解けた。

シャーサも笑顔になった。

シャーサは思った

(いゃーやさしい人でよかった。)

ドニーが言った

(じゃあ、ミーティングするか)

これがパンダくんことシャーサとの、はじめての出逢いだった。

3人は仕事のミーティングをおえて、朝の朝礼に出た。

工事現場の朝礼をする広場に作業員とガードマンがきおつけおして、並んでいた。

現場監督がいう。

(おはようございます)

現場の人たち

(おはようございます)

監督

(では、本日のミーティングを行います、ではZg建設からおねがいします)

zg建設の人

(おはようございます、えー、本日の作業の注意点は、まわりおよくみいて安全おたもつこと、

高い場所で作業おするので、安全ベルトおつけること、荷物を吊るしたとき、安全お確保しつつ、誘導すること、以上です。)

監督

(では、ガードマン)

ゆうは、敬礼おしていう。

(おはようございます、本日の作業の注意点は、周りを見て、自分たちの安全お確保しながら、

作業員の安全と歩行者の安全お確保して、誘導すること、合図お正確に見ながら連係おとって

、誘導すること、臨機応変に対応すること、以上です。)

監督は満足して言った。

(わかりました、では、皆さん、本日もいちにち、よろしくお願いします)

作業のみんな

(よろしくお願いします)

といつて、作業が開始した。

みんな各々の作業場についた

ガードマンのゆうたち配置につく。

3人に緊張が走った。

道路の左側にシャーサ、真ん中にゆう、右側にドニーが立ち左右で車を止めたり、走らせたり

して、真ん中のゆうが、全体をみながら合図をおくたり、作業車をいれたり、歩行者を安全に

誘導していた。

作業員たちは、忙しく働いていた。

そして、夕方の5時頃になると、作業も終わり、今日も何事もなく、仕事が終わった。

作業員のみんなが、お疲れさま、と、ゆうたちに挨拶をした

ゆうたちのところに監督がやってきた。監督は笑顔で言う。

(3人ともおっかれさま、今日も何事もなく終わったね、明日もよろしくな)

といって、仕事の伝票をきった。

3人は笑顔で答えた。


(ありがとうございます、今日は新人のシャーサもミスなく、がんばってくれたので、何事もな

くスムーズにいきました)

シャーサは照れながらいう。

(ゆうさんたちのおしえかたがうまかたので、安全に仕事ができました)

ドニーが言う。

(いや、シャーサは飲み込みか早くって、おしえがいがあったし、あによりも誘導がうまかった

よ)

4人とも笑った、充実した一日だった。

そして、解散した。

ドニーはバイクのエンジンをかけて、(じゃあ、またあした)といい、さっていった。

ゆうもバイクのエンジンをかけて、シャーサにいう。

(君、歩き、どこまでかえるの)

といった。

シヤーサはxo団地ままで帰るよと言った。

じやぁ、バイクの後ろに乗りなよ、といつた。

シヤーサは笑顔になり、ゆうのバイクの後ろに乗った。

ゆうは安全お確かめながら、バイクを走らせた

国道をスピードをあげて、強い風が吹くなか心地よく走りぬける。

途中、コンビニにたちよった。

バイクを駐車場に停めて二人は降りる。

ゆうはシヤーサに言う。

(シヤーサ、けっこうスピードをあげたけど、大丈夫だった)

シヤーサは頭をかきながら、スッキリした笑顔で言う。

(うん、大丈夫だったよ、風お切りながら走るって最高だね、気持ちよかったよ)

ゆうは満足して笑った。

ゆうはポケットからマルボロのメンソールお取り出して一本吸う。

シヤーサもすおうとしたが、タバコを切らしていた。

ゆうは、シヤーサに一本渡す。

シヤーサも吸った。

シヤーサはゆうの優しさに、心おうたれた。気持ちが温かくなっていく。

ゆうは言う。

(シヤーサ、何か買ってく)

シヤーサがいう。

(うん、喉が乾いたので、ジュースと何か食べ物でも)

ゆうはわらっていう。

(それに、タバコもね)

シヤーサは、あ、といって頭をかいた。

二人はタバコを吸い終え、コンビニに入った。

ゆうはマンガを見て、シヤーサは、何を買おうか考えていた。

二人はジュースと塩からチキンを買って、外で食べた。

とても美味しかった。二人はタバコを吸って、少し話した。

ゆう

(シヤーサ、今日の現場の仕事はどうだった、きつかったかい)

シヤーサ

(うん、ハッキリいって、大変だった、でも、ゆうくんたちのお陰で仕事ができたよ、教えかた

がゆうくんもどがドニーさんもうまいね。さすがだね)

ゆうは照れながらいう。

ゆう

(いゃ、シヤーサは、飲み込みが早いね、この間、別の新人さんと仕事おしたけど、なかなか大

変だっよ)

シヤーサは、笑顔で言う。

(それ、本当、凄く嬉しいな)

ゆう

(シヤーサ、明日も同じ現場にくるのかい)

シヤーサ

(うん、明日もよろしくね)

ゆう

(わかった、明日もよろしく、じゃぁ、帰ろうか)

といって、バイクに乗り、xo団地に着いた。

ゆう

(じゃぁ、シヤーサおつかれさま、じゃぁね)

シヤーサ

(お疲れ様、また、明日ね)

といって、二人は解散した。

ゆうは、バイクのスピードをあげてアパートに着いた。

ゆうがバイクからおりて、アパートの置き場にバイク多くと、ピーピーと

計器音が、けたたましく鳴った。

暗闇の中に、一台のバイクが止まっていた。

赤いバイクに全身を黒いライダースーツに身お包んだ、女性だった。

彼女は、ゆうお確認するという手お振ってゆうにサインお送った

ゆうがそれにきずくと悲しい目おした。

ゆうはゆっくりと彼女のほうに歩いていく。

女性はバイクを路上に停めて、静かに待った。

彼女は、ヘルメットおとり右手に抱えた。

ロングヘヤーの美しい髪が風に吹かれた。

大人びたモデル並みの綺麗な顔に均整のとれた美しいプロポーションおしていた。

ゆうは、彼女のほうに少しずつ歩いていく。

彼女はバイクを路上に停めて、ゆうがくるのおまっていた。

二人とも、ひさしぶりの再会に胸がときめいていた。

ゆうが半分まで来ると、カツラギミサキは走って、ゆうの胸に飛び込んだ。

ゆうは、ミサキを抱き締めた。

ミサキは(ゆう、会いたかった)と小声で言った。

ゆうは無言だった。

一ヶ月前、ゆうは仕事で、3日間家お空けていた。ミサキはいっもケータイで、電話したが、

ゆうは仕事でなかなか出れなかった。

そして、やっと仕事が終わって、珍しく昼頃帰宅すると、よりによってミサキが知らない男と

浮気している現場を目撃した。

その時、ゆうは外に飛び出して、帰って来なかった。

その後、二人は会って話したが、ゆうは彼女おフッタ。

喧嘩して、別れた。

ミサキのいいわけは、寂しかった、魔がさした、と言った。

だが、ゆうはミサキお許せなかった。

彼は、本当に彼女を愛していたが、裏切られた悲しみと怒りで、何もかも許せなかった。

一番信頼している人に、裏切られたのだった。

ミサキは言う。

(ゆう、本当にごめんね、私が悪かったわ、だけど私、今でもゆうが好きなの、許して)

ゆうの心は冷たかった。

(ミサキ、俺たち、もう終ったんだよ、帰れ)

と、突き放すように言った。

ミサキは泣きながら言う。

(ゆう、本当にそれでいいの、私はまだ)

と、ミサキがいうと、ゆうが抱いた体を突き放していう。

(お前の顔は、二度と見たくない、帰れ、じゃあな)

そういって、ゆうはアパートのに帰った。

ゆうは部屋に入ると電気をつけて、座りテーブルにタバコを置いて目をつぶった。

過去の記憶がよみがえってきた。

思わず手で顔をおおう。

一筋の涙を流した。

いつの間にか、なきじやくっていた。

思いっきり泣いた後、落ち着いて、一本、タバコを吸った。

(ふー、もう、昔のようには付き合えない)

ゆうは台所の棚から薬箱を取った。

中から胃腸薬をとりでして水で、一気に飲んだ。

ゆうは部屋に戻り、薬が効くのをまった。胃が痛かった。

そのまま、仰向けで寝る。

疲れはてていた

深い眠りについていた。

深夜、3時すぎ、目をさました。

トイレに行って、部屋にもどり、また、タバコを吸う。

吸い終わると、コンビニのお弁当を温めてきて食べた。

ジュースです開けて飲む。

もう、胃は痛くなくなっていた。

食べ終わると、電気を消して寝た。

朝の5時半、目覚まし時計が音をたててなり響いた。

ゆうは眠たい目をこすりながら起きた。気分が悪い。思わず今日仕事を休もうかと思ったが

代わりの者がいないのは、わかっていたのであきらめた。

ゆうは着替えをもってきて、風呂に行き、服を脱いで入る。

熱いシャワーを浴びると、目が覚めてきた。

ゆうはどちらかというと、やせ形に見えていたが、たくましい筋肉をした美男子だった。

ゆうは、ふと、ミサキの事を思い出した、シャワーを浴びると、彼女を何度も愛したことが

よみがえってくる。ゆうは悲しい目をした。

シャワーを終えると、出て体をふき、着替える。

時間は6時半で過ぎていた。

ゆうは、ゆっくりと朝ご飯を作り、軽い食事を食べた。

ひげをそり、髪を整えて、支度し、仕事に行く。

バイクのエンジンをかけて、走り出す。

また、一日が始まった。

ゆうが現場に着くとすでにドニーとシヤーサがゆうを待っていた。

シヤーサが明るい声で言う

(おはよう、ゆうくん)

ゆうは元気なく言った。

(おはよう、シヤーサ、ドニーさん)

シヤーサはゆうを見てあれっと思ったが、ドニーは違った。

ドニーはすぐに、ゆうになにかあったな、と思い言う。

(ゆう、俺がおいそれと言える立場ではないんだろうが、昨日何かあったな、昨日の朝礼は

俺に任せろ、あと、今日仕事の配置だが、今日はきつい真ん中よりも、俺のポジションがい

いだろう、いいか)

ゆうはドニーに救われた。確かに今日はきつかった

ゆうはドニーに言おうとすると、ドニーはそれをさえぎり言う。

ドニー

(ゆう、何があったかしらないが、今はいわなくていい、心がおちついてからきくよ)

と、ドニーは優しくゆうにいった

それを見ていたシヤーサも言う。

(ゆうくん、凄く辛いかもしれないけど、今は仕事を頑張ろう、後で僕でよかったら話を聞か

せて)

と、真剣に言った。

優は2人に(わかった、ありがとう)と言った。

顔は明らかに疲れていた。

朝礼をすませ、仕事をする。

ゆうは凄く辛かったがなんとかたえた。

12時を回ってお昼休みにはいった

3人は近くのレストランに入り、ソファーに座って休憩した。

ゆうは凄く眠たそうにする。

ドニーとシヤーサは心配しながら見守っていた。

ドニーとシヤーサはさきに注文をした。

8分もするとゆうは回復して起きた。

ゆうは眠たそうにしながら2人を見た。

ゆうは笑い言う

(ドニーさん、シヤーサ、ありがとう、おかげでたすかったよ)

ドニーは言う。

(ゆう、ま、生きていればいろいろあるさ)

シヤーサも言う。

(そうそう、困った時はお互い様さ、チームプレイがものをいうね)

ゆうは苦悩しながらいう

(実はきのう別れたはずの元彼女がきてさ••••••)

ドニーは言う。

(ゆう、辛かったら別に俺たちにはなさなくてもいいんだぞ)

と、やさしくいった。

シヤーサも言う。

(とにかく、僕たは大丈夫だから••••••)

ゆうは少し考えてから言う

(いゃ、いいんだ、辛いから聞いてほしい)

ドニーは言う。

(わかつた)

シヤーサも言う。

(いいよ)

ゆうは静かに話はじめた。

ゆうはいつの間にか寝ており、夢はここで終わった。






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