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ひらかたパーク。
それは、大阪府枚方市公園町にある、京阪電気鉄道子会社の京阪レジャーサービスが運営するテーマパーク。
通称は「ひらパー」
ひらパーの凄いところは入園者数が大阪で第2位であること。
ってネットで書かれていた。
でも、私は思う。
大阪に遊園地ってユニバーサル・スタジオとひらかたパーク意外にあったっけ?
謎は深まる。
でも、日本で一番歴史のある遊園地らしい。
調べていくと色々深いことがわかった。
でも、ここでは言わない。
だってもう目の前にひらパーがあるのだから!
アンパンマンの看板がある。。
アルパカもいた!
唾をかけられている人もいた!
なんだろう。
楽しい。
アンパンマンショーも見た。
乗り物も少しだけ乗れた。
楽しい。
楽しい。
楽しい。
そして、私は楽しすぎて眠ってしまった。
気がついたとき。
私は、大輔さんにおんぶしてもらっていた。
はじめてのおんぶだ。
大輔さんの背中が生暖かい。
「大輔さん」
「あ、起きた?」
「うん」
「今日は楽しかったかい?」
「うん」
私の顔がはにかむ。
「そっか、よかった」
「ありがとう」
「ん?気にしなくていいよ」
大輔さんの声が優しい。
「……うん」
「ん?元気ない?」
「ううん。
もう少しだけおんぶしてほしいな」
「いいよ。
なんなら孤児院までおんぶするよ」
「うん」
私は、少し嬉しかった。
私は大輔さんと色んな話をした。
いっぱい話をした。
そして、気がつけば孤児院の前にいた。
「着いたよ」
「うん」
私はもう少しだけおんぶしてほしかった。
だけどわがままは言えない。
わがままをいうともう連れて行ってもらえない。
そんな不安があったから……
私は、奈留先生に預けられると大輔さんとバイバイをした。
また遊んでほしいな。
そう思った。