01
僕の名前は、猫鍋 猫。
小さな、会社でプログラマーをやっている。
僕は、今。
衝撃の展開を迎えようとしている。
舞台は、会社の屋上。
そこに、女の子と二人きり。
僕のハートは爆発寸前。
女の子は、頬を赤らめながら僕にチョコを渡した。
「猫鍋さん。
好きです。」
「え?」
「これ、受け取ってください!」
どうして、こんな事になっているかわからない。
なにせ僕は今まで、女の子に好かれた事なんて一度もない。
そんな僕が、どうしてこんな事になっているのかって?
それは、これから順に話そう。