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サスケは治療のために猫さんを抱えて帰ろうとがんばりました。
しかし、体の大きさの全然違う猫さんを抱えるのは難しく、サスケは悩みました。
そして、リヤカーを見て、サスケは決意しました。
サスケは近くを通りかかった亀さんにお願いします。
「亀さん、どうか、この食料を預かってもらえませんか?」
亀さんはきっぱりと首を横に振りました。
「わしは、荷物を持てないからな。」
そう言って、亀さんはのそのそ去って行きました。
早く猫さんを手当てしたいサスケは食べ物を諦め、置いて行くことにしました。
たくさんの薬草を売って稼いだお金で買った食べ物です。
リヤカーにハアフウいいながらどうにか乗せて、家まで連れて帰りました。