バナー画像 お気に入り登録 応援する

文字の大きさ

第1話 主人公登場

僕は髙橋秀真。今日は平日。いま家でゲームをしているゲーマーだ。

え?なんで学校へ行ってないって?

そんなのだるいからに決まってるんじゃないか。

そんなふうに自己紹介をしていると(なぜだ?)

ピーンポーン

「はーい」

そうして外を見てみると…

「やっほー!」

「なんだ、瑠奈か」

彼女は十六夜瑠奈僕の幼馴染で友達だ。

そうして玄関を出ると

「今日はどうしたんだ?」

「いや、生きてるかな〜って」

「いや生きてるよ?そんな過酷な状況で過ごしてないんだけど…」

「いや〜いきてたんだ〜」

「何?死んでほしかった?」

「いや、そんなこと思ってないよ!」

「そうか、それなら良かった…いや何しに来た?」

ほんとに何しに来たんだこの少女は…

そして、じゃ!といって帰っていく。

ほんとに嵐のような少女だな…

そういえば…

「そういえば最近瑠奈のお母さんとかに挨拶してなかったな」

そうおもってすぐに瑠奈の家に行こうと思ったが

「このゲーム終わってからにしよっと」

☆☆☆

僕が今ハマっているゲームは「versus battle」通称「VSB」

プレイ人口が世界1位の5億を超える今スーパー流行してるゲームだ。

このゲームはTPSと呼ばれる珍しい部類だ。そして建築という機能がある。資材を手に入れて壁、床、階段の3種類を立てることが出来る。

更に自分が立てた建築を編集することができ、その機能のお陰で建築の種類は合計で20を超える。

そして武器やアイテムを拾える枠は4つ。何を持つかが鍵となる。

そしてこのゲームには3つのモードが有る。バトルロワイヤル、チームキャプチャー
そしてフリーフォーオールだ。

そして僕はバトルロワイヤルを選択する。

これは100人集まったプレイヤーの中で誰が生き残るかのを競うモードだ。

「さて、1位取れるまでやめれまてんしますかぁ」

これは僕がなにか用事があるときにつけるルールだ。

このバトルロワイヤルで1位が取れるまでその用事に行けないというルールでなんで自分もこれしてるのかわからない(なんでや)

そしてゲームが始まり降下場所を決める。

僕のお気に入りはまぁ色々あるが普通のプレイのときは強気に激戦区。大会などのときは過疎地に降りると決めている。

「さてと、武器あさりますか」

激戦区では武器をいち早く取らないと命取りになる。

「お!ショットガン!幸先いいね」

僕は資材を集めながら敵を探す。激戦区は強気に出ることが大事だと思っている(少なくとも僕は)

そして敵を見つけた。敵もこちらに足音で気づいたようだ。

僕はショットガンで先手を取った後壁を立て右上を編集で開けてショットガンを撃ったあと編集で戻す。

このゲームはTPSだからレクティルが中心よりやや右側にある。そのため右側から撃つのが基本だ。

そして僕の編集の仕方はライトハンドピークと言って右撃ちを徹底した戦い方だ。

そして敵を倒し物資を漁っていると

「っしゃ!|ヘビスナ!」

僕の得意な武器はスナイパー系だ。世界大会もスナイパーだけでチームを優勝に導いたこともある。

あれ?言ってなかったっけ?

僕は「平凡」というチームに入っていて僕以外にも2人のチームメンバーがいる。

ちなみに僕のゲーム名は「yuma」だ。syumaだと本名なので本名からsを抜いたyumaにした。

と僕が自分自身について語っている間に敵を発見。

スナイパーのスコープを合わせすぐに撃つ。

それは見事に頭を抜く。

―――yumaが匿名193をスナイパーで狙撃した(210m)

200mを超えたから良しとしよう。200mを超えたらまぁよしだ。

ちなみに150m超えは当たり前。300mも偶に出すぐらいの腕前だ。

まぁスナイパーの中だったら一般的だと僕は思ってる。

ちなみにスナイパーを完全に覗いてしまうとそれは「ドラッグショット」といってクリップには不向きだ。

なのでスコープを完全に覗くのを待たずに撃つといいクリップになる。
これを「クイックショット」という。

という豆知識は置いといてどんどんキルを重ねていく

victory:yuma 18kill

まぁこんなもんか

良かった。一発目で終わることができた。

よし。それじゃあでかけよう!

しおり