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第70話 ひまちゃんも!

この世界に来て一番最初に助けてくれた、花うさぎさん達と妖精さんたち。怖いオオカミさんから守ってくれて、ぱぱ達に合わせてくれた、のんちゃんの命の恩人です。

『ぴよ~(そんなことがあったんだね~)』
「しょにゃにょ~」もふん
ひまちゃんも、お名前呼んで契約したよ。


『ぴよ~(ずるい~)』
「うにゅ」
『ぴよ~(ぼくもお名前あるんだから呼んで~)』
「ひまちゃんみょ、いっちょ?」
『ぴよ~(うん。一緒いるよ~)』
「あい!」


と、言う感じになりまして

〖うわぁ、すごい称号だね〗ヒクヒク
〖そうだのぉ。色々突っ込みたいのぉ〗ヒクヒク
神様たちがドン引きな事態に⋯

「どんにゃ、しょーごー?」
『ぴよ~(教えてよ~)』
〖〖聞きたいかい?〗〗
「もちりょん」
『ぴよ~(聞きたい)』
聞きたいに決まってるよね!

〖じゃあ、まずは陽葵にはね《のんちゃんのゆりかご&乗り物》そして《小さき者たちのお布団》だってさ〗

「ふにゅ?」
乗り物は乗せてくれてるから分かるけど、ゆりかご?
『ぴよ~?(お布団?)』
小さき者たち?

『『『『きっとぼくたちだ♪』』』』
『『『そうかもぴょん♪』』』
『『『『きっとそうなのです~♪』』』』
妖精さんや、花うさぎさんや、家妖精さんたちか~たしかに小さい!
たちまちみんな、『わぁ~い♪』って、ひまちゃんの羽毛に埋もれちゃった

『ぴよ~(なるほど~)』
「のんちゃんも~♪」もふ~ん♪
『ぴよ~(いいよ~)』
ふわふわもふもふ~♪たしかにゆりかご~♪

〖そして、のんちゃんには《陽葵の癒し&愛しい子》となっとるの〗
「う?いやち?」
『ぴよ!ぴよ~(あ!それは納得~)』
そうなの?

〖それから陽葵の続きは《のんちゃんのぽかぽかお日様&知恵袋》だね。多分これって、陽葵からのんちゃんに引き渡された聖一郎の魔法のことだと思うんだよね~〗

「ふお~おでこ~」
『ぴよ~(なるほど~)』
魔法いっぱい流れてきたもんね。
「ぽかぽかは、ぽかぽか~♪きいりょ、まんまりゅ♪」ぽふんっ
『ぴっぴよ~(ふふっ、のんちゃんもぽかぽかだよ~)』まふんっ
のんちゃん、ひまちゃんの羽に包まれた!
「ほわ~」
ぬくぬくもふもふ~ん♪

〖それと、もうひとつ《のんちゃんの聖獣&守護(保護)者》〗

「うにゅ?」
『ぴゅっ?(えっ?)』
「せいじゅう?」
なにそれ?
『ぴゅっ?(僕が聖獣?)』
なんで?

こそこそ
『括弧・保護者は突っ込まないんだねぇ』
『まあ、それどころじゃないんじゃない?』
『あるいは自分たちに自覚があるんじゃないか?』
『『なるほど』』
ママたち、なんですか?聞こえてますよ。それより聖獣って?

〖のんちゃんにも《聖獣の契約者》って付いておるのぉ〗

「ふお?」
だから聖獣ってなに?
『ぴよ~(聖獣ってどういうこと?)』

『聖獣って言うのはね?私たちと同じ神獣に成りうる存在よ』
『持ってる魔力も多いし、強いし、魔獣より上の存在だね』
『聖獣と言うくらいですから、持つ魔力も清らかですしね』
『いいことに力を使って神様に認められたら神獣になれるから、目指しちゃいなよ!神獣!』

「う?」
『ぴゅっ?(えっ?)』
んん?ねぇね達が説明してたら最後に兄たんがすごいこと言った?めざしちゃえ?

『ドラゴンってばいいこと言った!』
『そうでしょ?』へへん!
『うんうん。ひまちゃん目指しちゃいなよ』
『なんたってすでに二世界の神に認識されてますからね!』
わあ!ねぇねたち、おめめ、きらきら!本気のお目目だ!

〖そうじゃの。たしかに、こちらの世界の神も、日本の神である儂も認めるというのは特別だの〗
『『『『でしょ♪~』』』』
〖たしかに、その可能性はありますね〗にや

『ぴえ~?(ええええっ?)』
「ふお~」
なんかすご~い!

〖という訳じゃ。陽葵、頑張るんじゃぞ〗にこにこ
〖ふふ。そうだね。がんばってね、陽葵〗にこにこ
『『『『ファイトーぉ♪』』』』

『ぴえ~っ?(ええええっ?)』

「おおお~」
『『『『いいぞ~♪』』』』
『『『『がんばれぴょん!』』』』
『『『応援するです!』』』

ひまちゃん、がんばれー目指せ神獣!みんなで応援するからね♪

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お読みいただきありがとうございます。
今日、予防接種打って来ました。もう既に腕が上がらないです⋯

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