七色の戦士、ルドルフシュタイナー
サンジェルマンは笑いながら言う
(もう、ソナタの出番か、ルドルフシュタイナーよ、ここで負ければ後がないぞ)
ルドルフシュタイナーは不敵な笑みを浮かべながら言った
(ふん、サンジェルマンよ、その心配は無用と言うものだな、お前との決着は早く来そうだぞ)
サンジェルマン冷ややかな顔をしながら言う
(なるほどな、シュタイナー、待っているよ、君との決着の時を
だか、せいぜい気をつけることだ、先の戦いもそれで負けたのだからね)
シュタイナーはサンジェルマンに笑いかけるとカオルに言う
(では、カオルよ、行ってくる、待っててくれ)
カオルとククトは心配そうな顔をしながら見送った
サンジェルマンは苦い顔をしながらシュタイナーを闘技場に転送した
闘技場にルドルフシュタイナーが現れると斧を持った戦士は言う
(ルドルフシュタイナーか、相手にとって不足はない、来るがよい、我がなは狂戦士、ザンガルン)と言った
シュタイナーは言う
(見せてやろう、私の戦いを、カオル、ククト、すぐ終わらせる)
そう言うとルドルフシュタイナーの右手が七色の光を放った
そこから聖剣、ワルーンズが現れた
二人とも構えると戦いのひぶたがきっておこされた
第2戦、ルドルフシュタイナー対狂戦士ザンガルンの戦いが始まる