k-106
翌朝、案の定青い顔をした二人が鍛冶小屋に転がっていたので、水を飲ませてあげた。
それを尻目に顔を洗って、家畜へのエサやりをしてから鍛錬に入る。
10:00
鍛錬が終わり、朝食の時間になってもバイエルン様とドニーさんは起きてこない。俺は、畑の世話を始めた。
13:00
昼食の時間、ようやく二人が起きてきたのでムレーヌ解毒草と干し肉で作ったスープ、パンを出してあげた。
14:30
二人は何とか回復し、レスタの町へと帰っていった。
さてと。金が結構貯まってきたが、本当に使いみちを考えなくては。マルゴのところに相談にでも行ってみるとするか。
16:00
荷馬車に一人と一匹が乗り込み、マルゴの店に到着した。マルゴの店は閑古鳥が鳴いていたので、相談するにはちょうど良かった。
アッシュが武器に興味津々で、怪我をしたら危ないので、抱っこした。
俺はバイエルン様から金貨500枚をもらったことをマルゴに伝え何か使いみちがないかジェスチャーとマジックボードを使って相談してみた。
すると、マルゴもマジックボードとジェスチャー。
それと店に置いてあるボウガンを持ってきた。俺の家と小屋を石塀で囲い、ボウガンを設置して武装してはどうかと提案してきた。費用は金貨400枚でできるそうだ。
ふむ。土を盛っただけの今の状態よりは安全性が向上しそうだ。
あとは鶏小屋を寝所にするのも、いい加減不衛生だし、落ち着かない。寝所兼居間を鍛冶小屋の横に併設できないか相談してみた。
マルゴによれば、金貨200枚を上乗せすれば寝所兼居間を作れるとのこと。
俺は、マルゴに前金で金貨300枚を支払い、工事の依頼をした。残金の金貨300枚は工事完了後に支払うこととした。
工事は明日以降やるそうだ。石材などの建築資材はレスタの町から運ぶ。職人は五人で、鍛冶小屋に寝泊りさせて行うとのこと。
17:30
俺は、サラサの店で食料と酒を補充してから帰路についたのだった。
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