夢のみどりの窓口派遣社員からGo
私、夢野みどり(ゆめのみどり)21歳、平凡な高校を卒業し、フリーターをしてるも、昔からの憧れはJR構内にある「みどりの窓口」の女性駅員になることだった。だから、普通高校を優秀に卒業し、資格も「秘書検定2級・英検2級・販売士2級・運転免許所得・中型自動自転車運転免許・乙四・調理師免許・ヘルパー2級」と書けるが、弟がいるが駄目弟で、いつも、電気アンマする程強いお姉ちゃんでもある。そんな夢野みどりは、男子たちに小学生の頃から「よぉ~みどりの窓口!」とあだ名で呼ばれる程鉄道女子で、いつもヲタクとされる男子とばかり絡み複雑な事情すら抱えているのでもある。それは、男子になりたいと言う憧れがあり、決して女性好きではなく、男子に憧れ男子好きと言うFemale to Male 略してFTMと呼ばれる種族で、LGBTの一種ではあるも、自身の胸や陰部にコンプレックスがあり、いつも男子とばかり絡み女子友達が殆ど居ない。いつも、友達の名前を下の名前で呼び男子ばかりなのである、だから、夢野みどりは男っぽい格好から気持ちは男と豪語していたが、未だ彼女は自信がFTMゲイである事は知らないが、とある休みの日、とある番組の再放送を視ると、人気の下戸沙耶が、女子生徒なのに男子生徒及び男子になりたいと言い出して、夢野みどりは、「これだ、私と同じじゃん」「私、男になりたいし、男の子が好きだから男子と公式に釣るみたいよ」と下心とゲイの気持ちが沸々と湧いて来た。そして、ネットで最近聞くLGBTと調べ、検索で、「男子になりたい女子が男子に憧れる」とか某サイトにて性別違和感からの自信の恋愛志向等も調べた。「おーこれは凄い、俺はやっぱり男なんだぁ~この胸も、陰部も私は大嫌い、私を女として見て欲しくないの、1人間として扱って欲しいんだよなぁ~弟にも、お兄ちゃんの方が欲しいかな?きっと」夢野みどりはワクワクした、21歳ならば性転換が出来るし、とりあえずジェンダークリニック受診しなくてはと気が早まった。愛知県名古屋市にあるジェンダークリニックと検索すると、〇×ジェンダークリニックとある、「BINGO!」早速電話して予約を取らなきゃだwみどりは、スマホからジェンダークリニックに電話すると、「もしもし〇×ジェンダークリニックですが」「もしもし、夢野みどりと言いますが受診お願いします」「失礼ですが、FTMの患者様でしょうか?」「はい、FTMゲイの夢野みどりです」「分かりました、それでは、5月〇日の院長先生の診察で宜しかったでしょうか?」「はい、院長の診察でお願い致します」「お時間の方ですけど、〇〇時30分の予約でいかがでしょう?」「はい、問題御座いませんが」「それでは、健康保険証を持参お願い致します」「はい、宜しくお願い致します」「はい、失礼いたします」「はい、ありがとうございます」「やったぁ~俺が男子として生きていける道が拓けるぞぉ~」そう言った夢野みどりは、未だ現実にあるジェンダーとしての世間の厳しさも、性転換が未だ偏見の地にある事も、これからの未来にも未だ知る余地もなかった。