270章 ソラの仕事遂行能力
ソラは5分ほどで戻ってきた。
「アカネさん、おまたせしました。続きをやっていきましょう」
「テオスさんと一緒にいなくてもいいんですか?」
「テオス様にお世話については、他の者にまかせてあります」
5分で療養できる体制を整え、こちらに戻ってくる。ソラの仕事能力は、雲の上をいっている。
「アカネさん、油まみれの水をきれいにしましょう」
水はガソリン、灯油をまき散らしたかのように、汚染していた。飲み水は当然のこと、生活水として使用するのも不可能だ。
アカネは浄化魔法を使用する。10秒とたたないうちに、水は本来の姿を取り戻す。
「ソラさん、水の成分を分析してください」
「わかりました」
ソラは2秒ほどで、水の分析を終了させた。
「水に問題はありません。次の場所に向かいましょう」
維持魔法をかけたのち、次の場所に向かうことにした。