無料小説・小説投稿・登録サイト「ツギクル」トップ > 小説 > 30の遠い記憶 読み込み中・・・ お気に入り登録 応援する お気に入り登録 応援する 文字の大きさ 大 中 小 目次へ 前の話へ 次の話へ 23. 永遠 「永遠ってどんな意味で使ったのですか?」 電話の向こう側の声。そう言われて、首をかしげる。 『永遠なんてない』 そんな風に私は使った。 ずっと続くものなんてありえない。 いつだって、どんなものも変わってゆく。 留まれば濁り、腐敗していくしかない。 それでも、再生してまた新しく続いていく事も永遠だというのなら それも『永遠』だとも思う。 しおり 目次へ 前の話へ 次の話へ この作品を通報する