ある日のぴょんぴょん日記 番外編
雪やこんこ♪あられやこんこ♪
この世界に来てから初めての雪だぴょん♪嬉しいぴょん♪
でも、不思議だぴょん。雪は寒くなったら降るもんだぴょん?でも、寒くないのに降ったぴょん。しかも一ヶ所だけぴょん。不思議だぴょん。遊びたいぴょん♪
『もえ~』
ん?なんだぴょん?
『つとむ、どうしたぴょん?』
『おいちゃんとサーヤが遊ぼうって迎えに来てくれたぴょん♪』
『ほんとかぴょん!行くぴょん♪』
『ジョーくんたちも一緒ぴょん!』
『みんなで遊ぶぴょん♪』
何しようかぴょん?
「あ~!もえちゃん!つとむく~ん」
ぶんぶんぶん!手を振ってるのはサーヤだぴょん。
『『サーヤ~』』
ぴょんっと飛びつくと
「もふもふもふもふ~♪」
サーヤはもふもふが大好きぴょん。会いに来てくれるといつも、もふもふしてくれるぴょん!気持ちいいぴょん♪
『サーヤ。雪で遊ぶんじゃないのか?』
おいちゃんの呆れた声がきこえるぴょん。もっと空気読むぴょん。もふもふタイムは大事ぴょん。
「そうでちた!にゃにちて、あしょぶ?」
たしかに、もふもふも大事だけど、せっかくの雪ぴょん。遊ばないと損だぴょん。
『おい···』
なんだぴょん?
『サーヤ~、そういえば、雪合戦ってなぁに~?』
「うにゅ?」
ぴゅいきゅい『『しょういえば』』
『『言ってたね~』』
『『『たしかに~』』』
みゃ~『なんにゃ?』
きゅるる~ん『『『『『『『たのしいこと~?』』』』』』』
今、サーヤと話してるのは、この世界に来てからのお友達ぴょん。わたちたちにも優しいぴょん!
『私も知りたい。雪合戦て、何?』
「ゆきのせいれいしゃ~ん!もふもふだにょ~」
『もふもふ?』
サーヤ、その言い方は勘違いされるぴょん。
「みんにゃ~ゆき、ふりゃせてく…れちゃ、ゆきのせいれいしゃんだにょ~」
このお姉さんが降らしてくれたぴょん?それならお礼しないといけないぴょん。
つとむと、オコジョのジョーくんたちと、羊のラムちゃんたちもよってきたぴょん。将来有望なもふもふ軍団だぴょん♪
『『『『『『雪、ありがと~』』』』』』
すりすりすり。もふもふもふ。
みんなでお姉さんにすりすりもふもふするぴょん。サーヤがこれが最強ってゆってたぴょん♪
『ふわあ~あぁぁ』
あんのじょう、お姉さんが溶けたぴょん♪サーヤのゆうとおりだぴょん♪
『なにこれ~ぇぇぇ』
何って、もふもふだぴょん♪
「しょれがもふもふ!もふもふは、しぇいぎ!」
『これがもふもふ、もふもふは正義!確かに!』
ふふふ~♪やっぱりもふもふは最強だぴょん♪
『「もふもふ~」』
へへへ~ぴょん♪
「おい。雪合戦はいいのか?」
おいちゃん、今度はナイス突っ込みぴょん!
『「はっ!」』
「しょうでちた」てへっ
『そうだった』こほんっ
『お前たち、なんかそっくりだな』
おいちゃん、鋭いぴょん!
『「え?」』
「しょっかにゃ~?」えへへ~
『そうか?』こほんこほんっ
そっくりだぴょん。
『ふっ。そんでな?雪合戦は、本当は二つのグループに別れて戦うもんで、ちゃんとしたルールがあるんだけどな?サーヤたちはそんなこと関係なく、ただ雪玉作って投げあって楽しむだけだな。その方が楽しいもんな?』
「あい!」
雪合戦知りたいぴょん?わたちたちが教えてあげるぴょん♪
わたちたちが、二手に分かれて何か始めたのを見て、みんなが見つめてきたぴょん♪
『それじゃやるぴょん!』
『まけないじょ!』
『はじめるメ~』
『『『それ~』』』
わたちと、ラムちゃんで、ちーちゃんに雪を集めるぴょん。
あっちは、つとむと、けいとくんが、ジョーくんに雪を集めてるぴょん。
オコジョの二人は手が器用ぴょん!あっという間に雪玉を作り上げるぴょん!作ってもらった雪玉を羊とうさぎ組が一列に並べたら~
それを一気に~
相手にむかって後ろ足で玉を蹴り飛ばすぴょん!
『『それ~!』』
『『まけないぞ~!』』
ひゅひゅひゅひゅひゅひゅひゅ!
ぱしゅぱしゅぱしゅぱしゅ!
『『『どうだ!』』』
『『『すごいでしょ!』』』
みんなで満足気に胸を張るぴょん!
『は?』
「ふえ?」
おいちゃんとサーヤが見惚れてるぴょん!
『へ~。すごい。異世界のもふもふはずいぶん器用』
そうだぴょん!この位、朝飯前ぴょん♪
『「いやいやいやいや」』
おいちゃんとサーヤが首降ってるぴょん。
『「いつ(ちゅ)のまに?」』
すごいでしょぴょん♪
『なるほど、雪玉を作って蹴り飛ばす遊び』
『「いやいやいやいや」』
またおいちゃんとサーヤが首振ってるぴょん。
『確かに雪玉を作って相手に当てるけどな?大抵は自分で雪玉を作って、自分で投げるんだよ。それで相手の玉は避けるんだよ』
「あい」
そうだね~。でもほら、わたちたち投げれないから蹴るんだぴょん!
『そうなの?でも、もうあの子たちは準備万端?しかも標的はこっちみたい』
なんのことだぴょん?
『へ?』
「ふぇ?」
『ほら。あれだ』
雪の精霊のお姉さんが指をさす方向を見ると
『うお?』
「」ふあ?」
ハクたちがみんなでこちらに向かって準備してたぴょん!
『いくよ~』
ぴゅいきゅい『『お~!』』
『『それ~』』
『『『それそれ~』』』
みゃ『あてるにゃ~』
きゅるるん『『『『『『『玉つくりはまかせて~』』』』』』』
攻撃がきたぴょん!
『うわあ!』
「ひぎゃ~!」
『お~面白い。もふもふたち、行くよ!』
お姉さんやる気ぴょん!それなら
『『『お~!』』』
『『『やるぞ~』』』
『『『『『『そりゃ~!!!』』』』』』
わたちたちもやるぴょん!
『ふふふふふふ。楽しい』
うわあ、お姉さん、魔法で雪玉作ってひょいひょい投げてるぴょん!負けないぴょん!
『うお~!サーヤ、負けてられないぞ!やるぞー!』
「あ、あい!うひゃ~」
サーヤたちも参戦だぴょん!
「そりぇ~きゃははは!ふぶっ」
サーヤのお顔がまっしろぴょん!楽しいぴょん♪
またやりたいぴょん♪
『ふふふふふふ』
…きっとできるぴょん!雪の精霊さんのお顔がそう言ってるぴょん♪
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